右表は,4種の生物種A~D で共通して存
在するタンパク質Pのアミノ酸配列を比較し、
それぞれの間で異なっているアミノ酸の数を
示したものである。この違いは、A~Dの共
通祖先Xがもっていたタンパク質Pの遺伝子
が長い時間を経過する間に変化し,その結果,
アミノ酸配列にも違いが生じたことを示している。
右図は, 表のアミノ酸置換数からA~Dの系統関係を推定し
てかいた系統樹である。 XからA~Dまでの進化的距離は等しく,
化石を用いた研究から、BとCが2.0 × 107 年前に分岐したこと
がわかっている。 次の値を計算し, 有効数字2桁で答えよ。
(1) このタンパク質P を構成するアミノ酸1つが変化(置換)する
のにかかる時間は何年か。
(2) A~Dが共通祖先Xから分岐したのは今から何年前と推定されるか。なら
生物種 A BAC
A
38
B
C
D
36
D
34
19
17
OUZA
U
B
deu
指針 (1) アミノ酸置換数と分岐後の年数が比例すると考える。 BとCのアミノ酸置換数が
8 つなので, 2.0×107年前に分岐してからそれぞれ4つずつ置換したと考える。
つまり、1つ置換するのにかかる時間は, (2.0 × 107) ÷ 4 = 0.5 × 107 = 5.0 x 10
(2) 表より AとB・C・D の間では平均 (38+36 + 34) ÷ 3 = 36か所違う。 よって、
岐してからそれぞれ36÷2=18か所ずつ置換が起こったと考えられ, (1) より、1つ
置換するのに 5.0 × 10 年かかる。 したがって, 18個では 5.0 × 10° × 18 = 9.0 x 1C
解答 (1) 5.0×10° 年 (2)90×107 年前