発展例題17)結晶の析出
問題 239
硫酸銅(II) CUSO4 の48℃における飽和水溶液100gを12℃まで冷却すると, 何gの結
晶が析出するか。 ただし, 硫酸銅(IⅡ )の水に対する溶解度は, 48℃で25,12℃で15であ
り,析出する結晶は CUSO45H20 である。0
考え方
飽和水溶液を冷却すると結
晶が析出する。この結晶中
には結晶水(水和水)が含ま
れるが,結晶水は溶媒の一
部が取りこまれたものであ
る。このため, 溶媒の質量
が減少する。
結晶の析出した上澄み液は,
その温度において飽和溶液
になっている。
解答
48℃の飽和水溶液100g中に含まれる CUSO』 の質量は,
100g×25/(100+25) =D20g
一方, 析出する結晶の質量をx[g]とすると, この結晶に含まれ
る CUSO』の質量は,
CUSO』の式量
-=x[g]x
160
-=0.640x[g]
第
x×
CUSO』5H0 の式量
250
12℃における上澄み液が飽和水溶液となっているので, 次式が
成立する。
溶質(g]
飽和水溶液[g)
(20-0.640x)g
(100-x)g
15g
(100+15)g
x=14g