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Contemporary writings Senior High

文学国語「共感と驚異」穂村弘 「それ自体の純度を追求されてはいけない」とはどのようなことか。 教えて頂きたいです。

体験に即しているという点では原作よりもむしろこの方が自然である。 多くの読者の体験と一致しているはずである。 それにもかかわらず、感動の度合 いでは明らかに原作の方が強い力を持っている。「桜色のちいさな貝」では、心 の深いところには刺さらないのである。読者の多くは、自分では「飛行機の折れ た翼」を砂浜に埋めたことがないにもかかわらず、その思い出に対してより強い 感情移入をすることができる。それはなぜだろう。 「翼」と「桜貝」の違いはそのまま、言葉が驚異の感覚を通過しているかどう かの違いである。おかしなたとえになるが、「桜貝」の歌がコップのように上か ら下までズンドウの円筒形をしているとすれば、原作の方は砂時計のようにクビ レを持ったかたちをしている。このクビレに当たるのが「飛行機の折れた翼」の。 部分である。この歌を上から読んできた読者の意識はここに至って、「えっ? 飛行機の折れた翼?」という、自分自身の体験とはかけ離れた一瞬の衝撃を通過 することによって、より普遍的な共感の次元へ運ばれることになる。 その際一首のなかで「飛行機の折れた翼」は、あくまでも共感へ向かうための クビレとして機能しており、多くの作品同様に、ここに含まれる驚異の感覚は、B つまり か。 寸胴。 語句 ●意表をつく 漢字 翼(翼賛・尾翼) 普遍 ★「言葉が驚異の感覚を 通過している」とは、具 体的にはどのようなこと ズンドウ 上から下まで が同じ太さであること。 在)→不変・不偏 277

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リスク社会とは何か(大澤真幸)の問いで 再帰性が上昇するとなぜリスク社会がもたらさせるのか。「再帰性」と「リスク」がどのようなものかに触れながら130〜150字で説明せよ。 とあるのですがさっぱりわかりません、、 どなたか教えてください🙏🙇‍♀️

特定の経済政策は、経済学的な認識によって正当化されると考えてきた。あるいは、生 人と 死についての倫理的な決断は、医学的生理学的な知によって支持され得ると信じてき た。だが、リスク社会は、知と倫理的・政治的決定との間にある溝を、隠蔽し得ないも のとして露呈させざるを得ない。なぜか? 当たりと考えられてきた 科学に関して、長い間、当然のごとく自明視されてきたある想定が、 リスク社会では 成り立たないからだ。科学的な命題は、「真理」そのものではない。「真理の候補」、つま 仮説である。それゆえ、当然、科学者の間には、見解の相違やばらつきがある。だが、 我々は、十分な時間をかければ、すなわち知見の蓄積と科学者の間の十分な討論を経れ ば、見解の相違の幅は少しずつ小さくなり、一つの結論へと収束していく傾向があると 信じてきた。 収束していった見解が、いわゆる「通説」である。科学者共同体の見解が、 このように通説へと収束していくとき、我々は、その通説自体がいまだ真理ではな いにせよ真理へと漸近しているのではないかとの確信を持つことができる。そして、 このときには、有力な真理候補である通説と、政治的・倫理的な判断との間に、自然な 含意や推論の関係があると信ずることができたのである。だが、リスクに関しては、ご うしたことが成り立たない。 S 55 「科学に関して、長 い間、当然のごとく 自明視されてきたあ る想定」とは、どの ようなことか。 というのも、リスクをめぐる科学的な見解は、「通説」へと収束していかないいく しゅうえん 傾向すら見せないからである。たとえば、地球が本当に温暖化するのか、どの程度の期 間に何度くらい温暖化するのか、我々は通説を知らない。あるいは、人間の生殖系列の 遺伝子への操作が、大きな便益をもたらすのか、それとも「人間の終焉」にまで至る破 局に連なるのか、いかなる科学的な予想も確定的ではない。学者たちの時間をかけた討 論は、通説への収束の兆しを見せるどころか、全く逆である。時間をかけて討論をすれ ばするほど、見解はむしろ発散していくのだ。リスクをめぐる科学的な知の蓄積は、見 解の間の分散や悪隔を拡張していく傾向がある。このとき、人は、科学の展開が「真理」 への接近を意味しているとの幻想を、もはや、持つことができない。さらに、当然のこ とながら、こうした状況で下される政治的あるいは倫理的な決断が、科学的な知による 裏づけを持っているとの幻想も持つことができない。知から実践的な選択への移行は、 あからさまな飛躍によってしか成し遂げられないのだ。 八たり ↑ 国以上の考察は、 リスク社会をもたらした究極の要因が何であるかを示唆している。リ スク社会論を唱える論者はウルリヒ・ベックやギデンズ、ルーマンらは、二つ の要因をあげるのが通例である。第一に、つまり近代社会が、自然を固定的なものと見 なさずに、自然を制御することを選んだことそして、よりいっそう重要なこととして、B 第二に、依拠すべき伝統が崩壊したこと これらの要因があげられてきた。要するに、 評論 リスク社会とは何か 40

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合ってますか? 教えて欲しいです。

にどんな災難が降りかかるかも想像がつく。 そして、それらはみな、自分一人で 行うことだ。 ?「それら」とは、何を 指すか。 しかし、十分危険だが微量の放射能の存在は、人間の感覚器官には感知されな い。巨大な打ち 置から宇宙に射出されるような乗り物に生じうる事故も、 通常の意味での直観的把握を超えている。理論的なリスクの査定はできても、感 覚的には実感できない。 しかも、原子力発電所も、NASAも、一人一人は巨大 な作業のほんの一部を担っているだけであって、自分自身の判断のミスがどれほ ど最終産物の危険に貢献するのかは、これまた実感できない。 びゅう 昔から「ギャンブラーの誤謬」と呼ばれているものがある。ルーレットで赤、 赤と続くと、次も赤であるような気がしてくる。 赤、赤、赤、赤だと、次は黒で あるような気がしてくる、という誤りだ。赤が出るか黒が出るかは、過去の記録 に関わりなく毎回五割である。東海村の施設もNASAも、 危ないが訳の分から し、 真の危険を顧み りが自分 も安全である WTH 36 人間にとって、確率的な事象を正確に把握し、判断を下すよりも、数回の経験 をもとに因果関係を類推して、この次も過去と似たようなことが起こると考えた ほうが、進化史上では、ずっと適応的だったにちがいない。たま二 たときの損失は、今よりもずっと小現三 人間と知性

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