古文読解 心中表現文&会話文の区切り方❣️

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さきち

さきち

高校全学年

古文読解で、非常に大事な部分です!

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ノートテキスト

ページ1:

古文読解 ④~心中表現文はどこだ?~
まず、心中表現文=登場人物の心の中を表現した文
心中表現文を「」で区切ると、古文が読みやすくなる!
心中表現文の例
A子はみんなに迷惑をかけてしまったので、「悪いことをしてしまった」と
思った
心中表現文が何か分かったら、いよいよ区切り方を勉強していこう
心中表現文の区切り方の代表例
上の現代語
の例も
同じだね!
(句点
読点
の直後から始まり、(~とる
の直前で終わる
通常、読点の前には接続助詞(主語同一用法の「て、で」
や主語転換用法「を、に、が、どば」のこと)がくるよ
ex (落ちぶれていた上品な女房に容姿が可愛らしくなっていた娘がいた)
十七八ばかりなりければ、「これをいかにもして目やすきさま
ならせん」と思ひける
訳:(その娘の年齢が)十七、八歳ほどだったので、「この娘を
(高貴な人と結婚させ)何とかして見苦しくない生活をさせたい」
と思っていた
(「ば、」の後、スタートし、を思ひける」の前で終わっているね
もちろん、心中表現文にも例外はある
例外を2つ紹介するよ!

ページ2:

Date
ex
藤原道長の娘・彰子の出産を祝う歌う歌を皆が詠んで
「いるが、皆、あまり出来がよくない。道長は芸能の達人・藤原公任
の来訪を待ちかねている。そして、ついに公が登場するシーン
いよいよ立ち居待たせ給ふほどに、まゐり給へば、「歌詠みども、
はかばかしきどももえ詠み出でぬに、さりとも」と誰も心にくがり
けるに、御前にまるり給ふや遅きと、殿の、「いかにぞ、あの歌は、
遅し」と仰せられければ、
訳:(道長が落ち着かず)いっそう立ったり、座ったりしてお待ちに
なっているときに、(公任が)参上なさったので、「歌詠みたちは
しっかりとした歌を詠み出すことができないが、そうとはいっても
(公任様は大丈夫だろう)」と皆心ひかれていたところ、(公任が
道長の御前に参上するや否や、道長が「どうしたんだ、あの(祝いの歌
は、遅いぞ」とおっしゃったので、
心中表現文が「ば」でスタートしてるのは同じだけど、終わる方
は「と誰もが心にくがりけるに」だね!
でも「と思ふ」も「と心にくがる」も同じ心情を表す言葉(心情語)!
~と心情語なら、心中表現文のサインかもね!
ちなみに心情語の例(動詞・形容詞・形容動詞)
C
しのぶ(恋い慕う)
Q
あはれなり (趣深い)
0
○覚ゆ(思われる)。泣く泣く)
あやし(不思議だ)
例外2(紀貫之のはなし)
いとをかしきことは、かくやむごとなくおはします殿の、貫之が主の家に
おはしましたりしこそ、「やはり和歌はめざましきことなりかしい」
とおぼえはべりしか
訳:たいそう心ひかれましたことは、このように高貴でいらっしゃる殿(石大将藤原師輔
が、(身分の低い)貫之さんの家に(じきじきに)いらっしゃったというのは「やはり和歌の
力というのはすばらしいものであるよ」と思われました
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