動物看護師国家試験「腱と靭帯」

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ノートテキスト

ページ1:

腱と靭帯
<役割>
腱
靱帯
<役割>
筋肉の力を骨に伝える
関節の安定化
→
関節運動を起こす
過度な動きを制限
(構造>
<構造>
密性結合組織
密性結合組織
コラーゲン線維が平行配列
コラーゲン線維(やや不規則)
血流が少ないに治りにくい) <代表例>
<代表例>
前十字靭帯、側副靭帯
アキレス腱、上腕二頭筋腱<損傷すると〉
<損傷すると>
関節のぐらつき
跛行、運動不能
関節不安定跛行
完全断裂で力が入らない
「ぐらつく=靱帯損傷を疑う」
前十字靭帯
どこにあるか?= 膝関節の中、大腿骨と脛骨をつなぐ靭帯
主な役割>
関節内勤帯
①脛骨が前にズレるのを防ぐ大②膝の通伸展を防ぐ③膝の回旋を安定させる
~前十字靭帯断裂~
<病態>
<主な症状>
<好発>
膝関節が不安定になる
犬・中型~大型犬に多い
肥満でリスク↑、加齢性変性が多い猫少
急な行、後肢を挙止
<治療>
膝の腫脹、関節不安定
外科治療
保存療法
安静、体重管理
慢性化で変形性関節症(DJD) 代表例)TPLO,TTA
「犬でめちゃ多い」
<診断>
関節外制動術
①前方引き出し徴候 よくでる②脛骨圧迫試験
脛骨を前に引くとずれる、
足関節を曲げる
→前十字靭帯断裂を強く疑う→脛骨が前に動くか確認
消炎鎮痛薬

ページ2:

アキレス腱、アキレス腱断裂
アキレス腱
後肢の足根関節(かかと)後方にある大きな腱。
複数の節の腱が合流してできるため、正式には総踵骨腱と呼ばれる。
<主な役割>
足根関節の伸展(蹴り出し動作)
立位動作の補助
「ここが切れると、かかとが落ちる」
3
アキレス腱断裂
<原因>
<病態>
外傷(切創、咬傷)
アキレス腱が断裂
交通事故、慢性変性
>>>
足根関節が伸ばせない
ステロイド投与歴・
手術後の合併症
「犬で多く、猫でも起こる」
<典型症状>
足根関節が過度に屈曲
かかとが地面に近づく(落ちる)
跛行
→跛行+特徴的な姿勢
<身体検査所見>
足根の伸展不態
腱部の腫脹、陥凹
触診で断裂部が分かることも
<診断>
D
つま先立ちできない
視診、触診
足底歩行様になる
・X線・超音波
特に覚えるべきポイントは、
<看護ポイント>
「足根が落ちる:アキレス腱断裂疑い」
・術後は再断裂に注意
<治療>
・外固定中の褥瘡予防
基本外科治療
・過度な運動制限
完全断裂では手術が原則
・包帯の圧迫チェック
内容:腱縫合、剥離骨片の固定
・リハビリは段階的に
必要に応じて補強
保存療法
適応:不完全断裂、軽症例、手術不能例
方法:足根関節の外固定(副木ギス)
厳密な安静
※完全断裂では保存療法は成績が劣る
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