ノートテキスト
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臨床検査の重要性 1950年代技術者達の手作業→用手法 ↓ 1970年代 ヒトの手を借りずより正確に精密に迅速に 結果を出すことに重点検体数増加 →自動分析装置登場 現在科学的根拠に基づく医療(EBM)の実践に 欠かせない存在へ ☆EBM (Evidence-Baced Medicine). 問診や視診、触診など医師の経験と主観による医療 から、科学的な数値に基づく客観的裏づけをもたらした。 ガイドラインを作成し、定期的に見直しを行う 用手法の特徴 ○弱点 検査における各工程で誤差が少じる。技師のレベルに左右 →得られる結果が異なる ではなぜ用手法を学ぶ必要がある? ○検査技術の理解と技能習得のため D 原理と分析過程を確認しながら基礎基本を学ぶため、 →ブラックボックス化した機器の構造と機能を理解し、 現場での効率化を考えるため 40 2
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自動分析装置の特徴 。意義 データの高品質化、迅速化→患者へのサービス向上 検査の効率化 経済的負担の軽減 → ・診療前検査を行うために重要な役割を果たす ☆TAT (Turn around Time) 管理 ・検体受付(到着)から結果報告までの所要時間 ・結果を迅速に報告するための管理 例)生化学検査は1時間以内に報告 ○作業プロセス ①作業前プロセス 検体採取、前処理、搬送、検体受付、仕分け、保管 ②検査プロセス 測定精度管理 ③検査後プロセス 結果の確認・評価、報告、測定後検体の処理・保存 検査成績の保存、機器の保守管理 * 15015189 ・臨床検査室の品質を保証する国際的に認められた規格 品質管理としてP(Plan)→D(Do)→C(check)→A(Action) のサイクルで対応 全ての検査項目に検査手順書の作成が義務づけ
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○検体搬送の自動化検体搬送システム 搬入ユニット バーコード読み取り、到着確認 エラー検体はエラーレーンへ、 ・遠心機 検体をピックアップし遠心分離 ・分注装置 検体前処理:到着確認・開栓・管準備・分注 搬送レーンへ接続 ●分注装置接続ユニット 測定が必要な検体のみ冬分析装置へ接続 終了した検体はレーンに回収 ●搬出ユニット 分注処理が終了した検体を保管庫へ収納 ☆検査情報システム(Laboratory laformation System; L(S) 各分析装置や各検査室をネットワークで繋ぎ、検査部門 全体を一体化して管理統合するシステム →LISで検体受付、結果参照、報告、統計処理。 検査結果の保存を行うことで、検査の迅速化、効率化 またはリアルタイムでの進行状況の確認ができる 検査室の中央集結化
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0 ・自動化機器によるメリット 用手法の過程を自動化すれば検査技能の違いが解消 され、技師の技能に左右されない 迅速に多量の結果が得られる ・同じシステムを利用している施設とのデータ比較や互換ができる。 ・検査者に余力が生じ、患者との接遇、検体の処理など 多面的な業務が可能 • 精度管理や診断・判断が正確なため、同一対象から得た 結果の比較が容易になる。 ○自動化機器による分析 検体検査装置 の例 ・臨床化学自動分析装置 ・電解質分析装置 ・電気泳動装置 ・血液ガス分析装置 免疫血清検査装置 輸血検査装置 ・血球計数装置 ・血液像自動分析装置 ・血液凝固分析装置 ・尿検査装置 微生物検査装置 ・病理検査装置 遺伝子・染色体検査装置 生理機能装置の例 ・心電計 超音波診断装置 ・脳波計 脈波計 ・筋電計 MRI ・呼吸機能計 など
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消 POCT (Point of Care Testing) ・医療従事者が患者の傍らで行う簡便な検査 検査時間の短縮、患者にみえるという利点がある 簡単だが、正しい使用方法やメンテナンス法を十分に 理解したうえで使用しなければデータに影響を及ぼす POCT対応機器 ○卓上型分析装置 ・主に使用されている測定法は液体法とドライケミストリ法 ほとんどがディスポーザブル(使い捨て) カートリッジ試薬を採用することで小型軽量化、メンテナンス性 向上を図る ○携帯型分析装置 測定法は電極法どドライケミストリ法 カートリッジ試薬(ディスポーザブル)を使用 カートリッジ内にセンサ、校正液、流路が内臓されており、 測定と同時にメンテナンスを行う ◎注意! カートリッジ試薬を用いる装置の変動原因は試薬側にある。 つまり、精度保証にはカートリッジ試薬のロッド管理が必要 保管は、温度や湿度、使用期限などを厳密に管理する必要が ある。
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医一例 医 キ POCT対応試薬 ○イムノクロマトグラフィ法 ・抗原抗体反応を利用し、試料中の特定の物質(抗体や抗体) を迅速かつ簡便に検出する免疫測定法 検査結果は目視可能だが、光学的に判定するデンシトメトリ法 もある。 ○LAMP法 こちらの方が 有用 ・簡易、迅速、精確な測定が可能な遺伝子増幅法 ・培養に時間を要する菌の検査に特に有用 携帯型生理機能検査装置 ○携帯型心電図記録装置 ・動悸や脈の乱れを感じた時に、約30秒~数分でその場の 心電図を記録できる家庭用または持ち運び可能な医療機器 例)Apple watch,携帯心電計 0 携帯型超音波診断装置 ・スマートフォンやタブレットに接続して使用する小型軽量の 画像診断機器 ○パルスオキシメータ 指先にセンサを取りつけるだけで血中酸素飽和度を経皮的に 測定する装置 ◎注意 これらの機器は患者に対してセルフモニタリングのように使用される ことが多いため、装着、使用方法、取り扱いなど十分な説明がないと 間違った結果が得られてしまう。患者との相互理解と周知が重要。
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や抗体) メトリ法 の方が 有用 器 OTC検査(over the counter) 医師の処方箋を必要とせず薬局や薬店で購入できる 一般的医薬品 例)尿糖検査薬、尿蛋白検査薬、尿中hCG検査薬 排卵検査薬 採血方法と検体の取り扱い、保存 全血 抗凝固剤入りの採血管で採血 転倒混和 ⇒検査に使用(血球含む) 血漿 抗凝固剤入りの採血管で採血 転倒混和 ⇒2000G110~15分遠心分離 ⇒上清を血漿として検査に使用(凝固因子含む) ○血清 分離剤入り(+凝固促進剤)採血管で採血 転倒混和 ⇒血液が十分に凝固する(20分静置) =72000G110~15分遠心分離 ⇒上清を血清として検査に使用(凝固因子を含まない) ○保存 ・冷蔵:2~5℃ 冷凍:-20~-18℃ 超低温冷凍=-80℃ 原則として-80℃以下が望ましい
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○全血放置により変化する血漿中成分 検査項目 高値化カリウム、アンモニア、遊離脂肪酸 無機リン、クレアチニン、乳酸デヒドロゲナーゼ(LD) 低値化 グルコース、酸ホスファターゼ、ビリルビン 遊離型コレステロール、クレアチニンキナーゼ SI基本単位 物理量 単位の名称| 記号 長さ メートル m 質量 キログラム kg 時間 秒 S 電流 アンペア A 温度 ケルビン K 物質量 モル mol 光度 カンデラ cd Sl接頭語 10" 12 量1接頭語 記号 量 接頭語 記号 記号量 量 テラ T 10 デシ d 109 -15 接頭語 接頭語 記号 10 フェムト 4 ギガ G -2 10 センチ C 10 アト a 106 メガ M 103 ミリ m 103 キロ k 10-6 マイクロ M 102 ヘクト h 10-9 ナノ n 101 デカ da 10-12 ピコ P
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○✕で答えてください。 ✕のところは、正しい答えもわかってたら、教えてください🙇♀️ 1.イオン等の小さな物質の組成は血管内外で異なる 2.分子は気体中から液体中にと拡散する 3.タンパク質は消化分解されるとアミノ酸を生じる 4.Na+-K+ポンプにより構築されたNa+の濃度勾配を利用して、細胞外に物質を輸送する方法を逆輸送という 5.リソソームは種々の酸化酵素をもつ 6.呼吸により取り込まれた酵素は、ATP産生のために用いられる 7.GABAが神経伝達物質として分泌されると、シナプス後膜ではIPSPが生じる 8.リガンド作動性チャネルとは膜電気変化により開くタイプのチャネルである 9.活動電位発生時の、細胞内への急速なNa+の流入は、ポジティブフィードバックにより生じる 10.神経束において、1本の軸索で活動電位が生じると、その活動電位は他の軸索にも移る 11.同一の神経伝達物質は、どのシナプス後ニューロンにも常に一定の作用を及ぼす 12.一部のニューロンは、全か無かの法則に従うことなく活動電位を発生させる 13.一つの神経細胞が出す神経伝達物質は、軸索の数により、二種類以上あることがある 14.神経の文字式分類では、A→B→Cの順に軸索が細くなる 15.Na+-K+ポンプは、3個のNa+を細胞外に、2個のK+を細胞内に輸送する 16.神経細胞の、伝導速度は、最も速いもので時速360km/hある 17.閾下刺激でも、脱分極は生じうる 18.ネルンストの方程式により、K+の平衡電位を計算できる 19.興奮伝導の速度は、シナプス伝導の速度より速い 20.神経幹で記録される複合活動電位の振り幅は、刺激強度を閾刺激から徐々に強くしていってもそれ以上大きくならない 21.活動電位が出ないように弱い刺激強度でも、刺激の持続時間を長くすれば、活動電位が発生することがある 22.ニコチン性アセチルコリン受容体は、受容体とチャネルが一体化している 23.名称にローマ数字が含まれる神経は、必ず感覚神経である 23.神経細胞の分極状態とは、ゼロから遠ざかった状態の膜電位を指す 24.活動電位は、細胞内に電極を刺さなければ記録できない わかるところだけでもいいので、教えてください🙇♀️
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