回答

[5](イ)
原尿中での尿素の量と、それが濃縮率された尿中での尿素の量の差を求めます。

原尿中での尿素の濃度は 0.3(mg/ml) ですから、
アで求めた24000mlの原尿中での尿素の量は、

0.3 × 24000 = 7200 (mg)

一方、尿中での尿素の濃度は 20 (mg/ml) ですから、
200mlの尿中での尿素の量は、

20 × 200 = 4000 (mg)

再吸収されたため、原尿中と比べて尿中での尿素の量は減っています。
この減少量が、再吸収された量にあたるので、
1時間での尿素の再吸収量は、

7200 - 4000 = 3200 (mg)

となります。

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[5](ア)
イヌリンは再吸収されないので、原尿中のイヌリンの量とそれを濃縮した尿中のイヌリンの量は等しくなります。

またイヌリンは、原尿と尿での濃度を比べると、濃縮率が120であることがわかります。

原尿中のイヌリンの量は、

(原尿中のイヌリン濃度) × (原尿量)

尿中のイヌリンの量は、

(尿中のイヌリン濃度) × (尿量)

これらが等しいので、

(原尿中のイヌリン濃度) × (原尿量)
= (尿中のイヌリン濃度) × (尿量)

両辺を(原尿中のイヌリン濃度)で割ると、

(原尿量) = (尿中のイヌリン濃度) ÷ (原尿中のイヌリン濃度) × (尿量)

ここで、一般に、糸球体からボーマンのうへろ過される物質は、原尿中と血しょう中で濃度がほぼ等しくなるので、

(原尿量) = (尿中のイヌリン濃度) ÷ (血しょう中のイヌリン濃度) × (尿量)

(尿中のイヌリン濃度) ÷ (血しょう中のイヌリン濃度)
とはすなわち、イヌリンの濃縮率ですから、

(原尿量) = (イヌリンの濃縮率) × (尿量)
= 120 × 200
= 24000 (ml)

となります。

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[4]
(濃縮率) = (尿中での濃度) ÷ (血しょう中での濃度)
濃縮率はこう定義されているので公式として覚えてください。
尿中での濃度が血しょう中に比べて何倍になっているかという割合です。

したがって尿素の濃縮率は、
20 ÷ 0.3 = 66.666・・・
となります。
小数第何位を四捨五入するかは問題の指定に従ってください。整数値で答える場合は、67となります。

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[問3]
健常者であれば、タンパク質はこし出されないので、原尿中には含まれません。もちろんそれを濃縮した尿中にも含まれません。①,②は0です。

また、健常者であれば、グルコースは一度こし出されますが全て再吸収されます。③は1で、④は0です。

(ちなみに血糖値はおよそ0.1%に維持されます。糖尿病で血糖値が0.2%程度を超えると、再吸収が追いつかず、尿中にも糖、すなわちグルコースが検出されます。)

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