調査 [1] 標高0㎡のA地点で気温と湿度を測定したところ, 気温は18℃, 湿度は50%で
あった。このとき, ある山脈内に位置する山頂の標高が2100mのR山を見たところ,
斜面の途中から上が雲でおおわれており, 山頂を見ることができなかった。
[2] このときのR山のA地点とは反対側のようすを調べたところ, 斜面に雲はなく,
標高が0㎡の地点での気温はA地点よりも高いことがわかった。
[3] 図3は、雲の下限をB地点,A地点とは
図3
山頂
反対側の標高が0mの場所をC地点とし、
このときのR山のようすを模式的に表した
もので、A地点からB地点までと, 山頂か
らC地点までは雲がなかったが, B地点か
ら山頂までは雲があった。
[4] 気温と飽和水蒸気量の関係について調べ, 表にまとめた。 また, 空気のかたまり
が上昇や下降をしたときの, 標高と温度の関係について調べ, 次のようにまとめた。
露点に達していない空気のかたまりは, 標高が100m上がるごとに温度が1℃下
がり,標高が100m下がるごとに温度が1℃上がる。
B 2100m
18℃
50%
R山
露点に達している空気のかたまりは, 標高が100m上がるごとに温度が0.5℃下が
り,標高が100m下がるごとに温度が0.5℃上がる。
表
気
温(℃)
飽和水蒸気量[g/m°]
1
2
3
5
6
7
8
9
10
5.2
5.6
6.0
6.4
6.8
7.3
7.7
8.3
8.8
9.4
気
温(℃)
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
飽和水蒸気量 [g/m°] | 10.0
10.7
11.4
12.1
12.8
13.6
14.5
15.4
16.3
17.3
気
温(℃)
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
飽和水蒸気量(g/m]
18.3
19.4
20.6
21.8
23.0
24.4
25.8
27.2
28.8
30.3
調査に関して, 空気のかたまりが, A地点からR山の斜面に沿って上昇して山頂を越えた
あと,山頂から斜面に沿って下降してC地点にふきおりたときについて, 次の文の①
3
に当てはまる数値を整数で,
」に当てはまる数値を四捨五入して整数で,
それぞれ書きなさい。 ただし, 雲がないときは, 空気のかたまりが上昇や下降をしても, 1
mあたりの水蒸気量は変わらないものとする。また, 温度変化による空気の体積変化は考
えないものとする。
A地点に,温度が18℃で, 湿度が50%の空気のかたまりがある。 この空気のかたまりが上
昇し、 B地点で露点に達したことから, B地点での空気のかたまりの温度は でで,
B地点の標高は
から山頂まで上昇する間は露点に達していたが, 山頂をすぎると雲は消えていた。 空気のか
たまりが山頂とC地点にあるときとで1㎡あたりの水蒸気量が変わらないとすると, C地
点での空気のかたまりの温度は
mであると考えられる。このあと, この空気のかたまりは, B地点
3
でで, 湿度はおよそ|
4
|%になると考えられる。