基礎事項
水素イオンの量と水酸化物イオンの量が等しくなったとき、水溶液は中和する。
すなわち、
中和の量的関係
『酸の水素イオンの物質量=塩基の水酸化物イオンの物質量』
これを言い換えると、
『溶液に含まれる酸の物質量×価数=溶液に含まれる塩基の物質量×価数』
これを言い換えると
a×c×v/1000=a'×c'×v'/1000
a,a':酸、塩基の価数
c,c':酸、塩基の水溶液のモル濃度[mol/L]
v,v':酸、塩基の水溶液の体積[mL]
今回用いた酸は、塩酸で、塩酸の価数は1価、塩酸のモル濃度は2.0mol/L、使用した塩酸の体積は◻️mLですよね。
また、今回用いた塩基は水酸化カルシウムで、水酸化カルシウムの質量がわかっていて、用いた体積がわからないので、塩基の水酸化物イオンの物質量は、溶液に含まれる塩基の物質量×価数で求めようと考える。
ということで、水酸化カルシウムの1.85gが何molか求める。
水酸化カルシウムのモル質量(1molの質量)は、40+(16+1.0)×2=74g/molであるから、1.85gの水酸化カルシウムは、
(1mol:74g=⚪mol:1.85g) 1.85/74=0.025[mol]
すなわち、用いた水酸化カルシウムの物質量は0.025[mol]
これを中和の関係式に当てはめると、
1×2.0×◻️/1000=2×0.025
0.0020◻️=0.050
◻️=25
よって、測定に用いた塩酸の体積は25mL
分からなければ質問してください
覚えるのは『酸の水素イオンの物質量=塩基の水酸化物イオンの物質量』になった時に中和する、ということ。
酸の水素イオンの物質量が酸の物質量×価数やa×c×v/1000で表せる理由が分からなければ質問してください。