/89.酸の定義 19 次の反応および反応Ⅱで,
a-day
下線を付した分子およびイオン(
後の①~⑥のうちから一つ選べ
としてはたらくものの組合せとして最も適当なものを,
反応 CHCOOH+H2O CH3COOHO*
NH+HO NH+ + OH-
反応Ⅱ
①aとb
②atc
③ aとd
④bとc
⑤ bd
⑥cとd
(20
90. 酸塩基のモル濃度 39 モル濃度が最も高い酸または塩基の水溶液を、次の①~④の
質量パーセント
濃度 [%]
密度
[g/cm³]
ら一つ選べ。
酸または塩基の水溶液
[g/mol]
溶質のモル質量
36.5
36.5
1.2
①
塩酸
40.0
40.0
②
[③]
水酸化ナトリウム水溶液
水酸化カリウム水溶液
1.4
56.0
56.0
1.5
63.0
63.0
90
1.4
④
硝酸
[2018]
92
☆
105_250
塩
密度をdg/cm〕 とすると, 水溶液1に溶けている
量は、
100
にもまじってる状
重さ。
10dr [g]
1000cm²xdlg/cm")
溶質のモル質量をM[g/mol] とすると、水溶液のモル濃
10dx
度は,
M (mol/L).
したがって ①〜④の水溶液のモル濃度は、
① 12mol/L
③
15mol/L
② 14 mol/L
④ 14 mol/L
よって、 モル濃度が最も高いものは、③。
補足 ①〜④すべての溶液は、溶質のモル質量 M[g/mol]
と質量パーセント濃度x [%] の値が等しいため、 各水溶液の
モル濃度は、
水溶液では、水の電離によって生じる H* が無視で
きず。酸や塩基は薄めれば薄めるほど純水に近づく
からpHは7に近づくが、7をこえることはない。
⑤り。「酢酸ナトリウム水溶液は弱酸性である。」
CH-COONaは弱酸 (CH3COOH) と強塩基 (NaOH)
からなる正塩であるから,その水溶液は弱塩基性を
示す。
よって、 正しいものは、2。
Point酸と塩基の判別
酸と塩基を判別する方法として酸塩基指示薬を用いると、
次のような色の変化が見られる。
93
a
⑧
誤り。 「
も、水酸
水溶液中
がある
化物イ
b
誤り。
ニアの
水溶液
なく
酸
10dx
M
10dM
M
=10d [mol/L]
したがって、密度が大きいものほど、水溶液のモル濃度も大
きくなる。
BTB溶液
リトマス紙
メチルオレンジ
フェノールフタレイン
緑色→黄色
青色 赤色
黄色 赤色
塩基
緑色 青色
赤色→青色
無色 赤色
(i)
(
L
☆
91. 酸塩基と水素イオン濃度 24 酸と塩基に関する記述として正しいものを、 次の①~
ちから一つ選べ。
Q 酸や塩基の電離度は濃度によらない。
⑥ 水酸化バリウム水溶液に希硫酸を加えていくと。 和点では水溶液の電気伝導度が最小に
③ 1.0×10mol/Lの硫酸中の水素イオン濃度は1.0×10mol/Lである。
1.0×10mol/Lの塩酸を水で10倍に薄めると, pHは8になる。
⑤ 酢酸ナトリウム水溶液は弱酸性である。
-10×10104=10?
92. 酸と塩基 19 酸と塩基に関する記述として誤りを含むものを,次の①
べ。
① 水酸化バリウムは, 2価の塩基である。
② 塩酸は、電気を通さない。
③相手に水素イオンH+を与える物質は,酸である。
④ [H+] と [OH] が等しい水溶液は中性である。
[2005 本
91 ②
① 誤り。 「酸や塩基の電離度は濃度によらない。」
電離度は、酸や塩基の濃度によって変化する。
また, 温度によっても変化する。
② 正しい。 水酸化バリウム水溶液と希硫酸の反応を
イオン反応式で表すと、
⑤ のうちから
スカンじゃない
⑤ 塩化アンモニウム水溶液に, 水酸化ナトリウムを加えると, アンモニアが生成する。
まった
☆☆
が
[2017
火 93. 酸塩基 1分酸塩基に関する次の記述 ac について 正誤の
a b
組合せとして正しいものを,右の①~⑧のうちから一つ選べ。
① 正 正
a 水溶液中で,水素イオン濃度を増加させても, 水酸化物イオン濃度
は変わらない。
②
正
c 水酸化カルシウムは,弱塩基である。
b濃度 0.10mol/Lのアンモニア水中のアンモニアの電離度は, 25℃
において 0.013 である。 この水溶液1.0Lは, 0.013mol/Lの硝酸
1.0Lで過不足なく中和することができる。
④
⑤
⑥
[2002 本試]
⑦
⑧
46
第2編 物質の変化
誤誤正正誤
正正正誤誤誤誤
誤
(Ba²+ + 2OH-)+(2H+ + SO.^-)
→ BaSO +2H2O
中和によって BaSO が生成し, この塩はほとんど
香水に溶けないため、中和点では Ba* SOもな
くなっている。 また, 中和点では水に溶けている
H+ と OHはほとんどない。 したがって, 中和点
で水溶液の電気伝導度 (電気の通しやすさ)が最小と
なる。
③ 誤り。 「1.0×10mol/Lの硫酸中の水素イオン濃度
は1.0」
硫酸は2の強酸で、水溶液中で次のように2段階
に電離する。
H2SO4H + HSO
HSOH++ SO-
---(i)
(!!)---
(i)式の電離度は1に近いが, (i)式の電離度はそれよ
り小さい。 したがって, 1.0×10mol/Lの硫酸中
の水素イオン濃度は, 2.0×10mol/Lよりいくら
か小さいが 1.0×10mol/Lより大きい。
④ 誤り。 「1.0×10mol/Lの塩酸を水で10倍に薄め
ると,P
一見, 1.0×10mol/Lの塩酸を水で10倍に薄め
ると,塩酸の濃度は1.0×10mol/Lになり, 水素
イオン濃度も 1.0×10mol/L, pHは8になるよ
うに考えられる。しかし、酸を薄めていっても塩基
性になることはない。 このようにきわめて薄い酸の
Point 電離度と酸塩基の強弱
電した酸(塩基)の物質量
THE α=
溶かした酸(塩基)の物質量
強酸強塩基の電離度は、 ほぼ1
弱酸弱塩基の電離度は、 小さい。
・濃度や温度によって電離度は変化する。
92
(2)
(0<a≤1)
① 正しい。 水酸化バリウム Ba (OH)2は2の強塩基
であり、次のように電離する。
Ba (OH)2 Ba²+ + 2OH
②誤り。「塩酸は、 電気を通さない。」
塩酸は塩化水素 HCI の水溶液であり, 塩化水素が
水に溶けると, オキソニウムイオン H2O + と塩化物
イオン CI を生じるため電気を通す。
HCI + H2O → H2O + + Cl
③正しい。 ブレンステッド・ローリーの酸の定義は、
「水素イオンH+を他に与える物質」である。
④ 正しい。 [H+]=[OH](=1.0×10mol/L, 25℃
の水溶液は中性であり, [H+] > [OH]の水溶液は
酸性, [H] < [OH] の水溶液は塩基性である。
⑤ 正しい。 塩化アンモニウムは強酸である塩酸と
塩基であるアンモニアの塩である。 弱塩基の塩に
塩基である水酸化ナトリウムを加えると弱塩基
るアンモニアが発生する。 このような反応を弱
の遊離という。
NHCl + NaOH→ NaCl + NH3 + HA
よって、誤りを含むものは、 ②。