問2 図3のように, 二重結合をもつ炭素原子にヒドロキシ基が結合した構造を、
ノール形といい,ケト形の構造と平衡状態を形成する。この平衡は,一般にケ、
形に偏っていることが多い。
R'
R3
R°-C-C、
O
R'
R°
=C
OH
R2
H
エノール形
ケト形
日
図 3
次の化合物について, 酸を用いてエステル結合を完全に加水分解したところ,
3種類の化合物X, Y, Zが生成した。これらの分子量の大小関係は, X<Y<
Zであった。X~Zについて, 下の問い(a.b)に答えよ。
CH.
CH
OH
0
II
CH。
CH。
1
0
II
H-C-0-CHCH2-C-0-C=CH2
X.Yの化合物名として当てはまるものを, 下の①~⑥のうちから一つず
a
つ選べ。
X
23
Y
24
0 ホルムアルデヒド
2 ギ酸
(3
エタノール
の アセトアルデヒド
6 アセトン
6 2-プロパノール
Xb X~Zのうち, ヨードホルム反応を示すものはどれか。 正しく選択している
ものを,下の0~⑥のうちから一つ選べ。
25
0 Xのみ
Yのみ
Zのみ
④ X, Y
6 X, Z
6 Y, Z
Xは(a), Yは(c), Z は(b)と決まる。これらのうちコ
ドホルム反応(ポイントヨードホルム反応参照)を示っ
ものは,Yとz ((c) と(b)) である。
ポイント)
ポイント
カルボニル化合物
アルデヒドとケトンをまとめてカルボニル化合物と
いう。アルデヒドはホルミル基(アルデヒド基)をもち,
ケトンはカルボニル基(ケトン基)をもつ。
アルデヒドの例
ヨードホルム反応
CH。-C+R
II
ケトンの例
CH。- CH-R
または
0
CH,-C-CH。
II
OH
CH-C-H
II
O
の構造をもつ化合物は, ヨードホルム反応を示す(
は炭化水素基か水素)。代表例として,エタノール
アセトン,2-プロパノール, アセトアルデヒドがある
0
アセトアルデビヒド
アセトン
正解6
正解の
正解6
問2
a
23
24
b
25
ポイント
a, b
与えられた化合物のエステル結合(口)を完
全に加水分解すると, 次に示す3種類の化合物(a)~(c)が
生成する。
酢酸ビニルの加水分解
CH,-C-O- CH=CH,
II
0
CH。
O
CH。
O
酢酸ビニル
H-C-O-CH- CH,-C-o-C=CH。
HO-CH=CH。
ビニルアルコール
(不安定)
H-C-CE
nI
0
H-C-OH(ギ酸)
加水分解
アセトアルデ
CH。
o(2
CH。-C-OH
II
0
加水分解、
HO-CH-CH。-C-OH
酢酸
, (T)
D=HD-
HO-C=CH。
エノール形の構造をもつ(C)はケト形の構造に変化する
ので,図3に示す変化を参照すると, 実際に生成する化
合物は次の(c/であると考えられる。
問3
26
正解
与えられた三つの化合物の構造式から,2,6-
レンジカルボン酸ジメチルとエチレングリコールテ
重合する際に,これらの分子間で-OCH, と -Hア
てできたCH,OH (メタノール)分子が生じると=
れる(下の化学反応式を参照)。したがって, Aはメ
ルである。
2,6-ナフタレンジカルボン酸ジメチルとエチ
リコールの物質量はそれぞれ 1.0mol なので, 生
タノールは, 2× 1.0mol =D 2.0mol である。
よって,生じるA(メタノール:モル質量は32
CH。
CH。
HO-C=CH。
0=C-CH,(アセトン)
ここで,分子量の大小関係は, (a) < (c)< (b)なので,
分子式 分子量)
(a) CH,O, :
(b) CH,O, : 104
c/CH,O : 58
46
-C+O-CH
I
H.C-O+C
+ HO-CH,-CH,-O
CH,OH
→ とれる
右側はカルボキシ基だから炭化水素基では無いのに何故ですか?