15Nを含む培地(特殊な環境)で育てた大腸菌のDNAに含まれる窒素は15Nにとなります。
ここで、DNAは2重らせんですので、15-15(Nは省略)と表すことができます(1)。
世界に存在する窒素は14ですので、通常培地で半保存複製を行うと
分裂1回目 15-15 → 15- ✂ -15 → 15-14 14-15
の順で15-14のDNAが2本できます(2)。
これを続けていくと、
分裂2回目 15-14 14-15 → 15- ✂ -14 14- ✂ -15 → 15-14 14-14 14-14 14-15
15-14が2本、14-14が2本(3)
分裂3回目 15-14 14-14 14-14 14-15 → 15-14が2本、14-14が6本(4)
分裂4回目 15-14 14-14 14-14 14-14 14-14 14-14 14-14 14-15 → 15-14が2本、14-14が14本(5)
問2では試験管を用いて遠心分離を行っているので、重いものほど下に沈むくことから、①には14-14 ②には15-14 ③には15-15 のDNAが見ることができます。
問3については、体細胞分裂では「1が2」になることを基にして、○回目の分裂において新しくできるDNAは2の〇乗です。また分裂回目以降、15-14は必ず2つ出ますので、総数から2を引いていけば14-14もすぐ出てきます。