回答

✨ ベストアンサー ✨

そこはとても重要なポイントです。地主は広大な土地を所有している人の事をいいますよね。土地を所有しているということは、地租を政府に納める必要があります。地租は地券の資料を見たことがあればわかると思いますが金納です。これにより政府は地券に記載された金額が地租として入ってきて、その定額金納の地租が政府の主な財源ですから、政府の財政が安定することになりました。次に地主の方を説明します。地主は広大な土地を持ち、その土地を土地を持たない小作人に貸して耕作させます。小作人が耕作して手に入れた米などの収穫物の大部分は、レンタル料である小作料として現物を地主に納めなければいけませんでした。地主は小作料として受け取った米を売って現金化し、それで地租を納めていたのです。ですから、例えば1870年代に経済がインフレだった時には、米価も上昇したため、小作料として徴収した米を売却した利益は拡大する一方で、地租は定額金納だったので、地主はますますうるおいます。そして地主は利益を投資するなどして産業革命を後押しすることになりました。最後に小作人です。小作人は地主から借りた土地を耕作しレンタル料として小作料を現物で納めます。小作料として地主に米を納めると、小作人の手元に残る米は翌年の種として保管したらほとんど残りませんでした。そのため生活は不安定。子どもたちは、女工などの工場労働者として家計を支えることになりました。これは労働力を供給するという意味で産業革命を支えます。この農村の構造を理解しないと、近代の経済史が理解できません。
【政府】←(地租・定額金納)ー【地主】←(小作料・現物納)ー【小作人】
図にするならこのような感じです。

koko

めっちゃ理解出来ました!ほんとにありがとうございます😭

喜重郎

地租改正の理解はとっても重要です。これがわかっていれば、高額納税者で有権者である地主の利益を代表する民権派の議員は「地租軽減」を求めますが、政府は主要な財源の地租を減らすことには消極的です。議会での政府と政党勢力の対立はそこにあります。などなど、他の事象を理解することにも役立つ基本なのです。

この回答にコメントする

回答

疑問は解決しましたか?

この質問を見ている人は
こちらの質問も見ています😉