化学
高校生

無極性分子についての質問です。
「ヘキサンが水にほとんど溶けないのは、ヘキサン分子の極性が小さいためである。」
という正誤問題で、電気陰性度と分子の構造からして、ヘキサンは無極性分子だから極性が小さいのではなく、極性が無いと判断して誤としたのですが、解答は正でした。
調べたところヘキサンが無極性分子というのは間違ってないようなのですが、無極性分子というのは極性が全く無いものでなく、小さいものも含まれるのですか?

問題は2021年の共通テスト本試験です。

回答

完全なる無極性というのは実際には難しいと思います。
結合電子は原子間に固定されている訳ではなく、実際には原子周りを動き回っています。
そうなると、瞬間的な極性が連続的に生まれます。電子が2原子のちょうどド真ん中に留まっていてくれれば完全なる無極性ですが、そうはいきません。
この瞬間的な極性がロンドン力(ファンデルワールス力)を生じさせます。
電気陰性度の差による永久的な極性による引力が水素結合などと呼ばれます。

その点、無極性分子と極性が小さい分子はほぼ一緒です。
どうであれ、水に溶ける溶けないの議論の中では、極性が無いも小さいも同じことです。

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