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今の中学生って半済令までやるんですね…そんなことはさておき、
【室町時代始めの全国的状況】
これがポイントです。室町時代始めに全国では何をやっているのか。室町時代というと足利義満が南北朝の動乱を終結させてからがメインですから、どうしてもそちらに目が行きますが、実は鎌倉時代滅亡からさほど離れていない1336年とするのが一般的です。
ではそこから1392年の明徳の和約まで何があったか、もっと言うと何故南北朝の動乱は長引いたのか、そこにこの問題を解く鍵があります。
南北朝の動乱が長引いた理由は幾つかありますが、省略をしてその一つ観応の擾乱を取り上げます。
観応の擾乱とは簡単に言えば政治方針をめぐって
足利尊氏派閥とその弟足利直義派閥が対立し、北朝内部で割れた出来事のことですが、この際激戦区となったのが近江・美濃・尾張の三カ国です。ここの戦況を有利にするため、軍費・兵糧の調達を有利にするために、国内の荘園を対象として半分の年貢を守護が徴発しても良いという内容です。
尊氏側からするとこの三カ国の守護(尾張・美濃の守護は双方土岐頼康だが)にある種の特権を与えることで、激戦区の守護を味方に引き入れ、戦況を有利にする目的がありました。