古文
高校生
解決済み

俊成卿の十首の歌よま「せ」侍りける時も、二人ともによく詠みたりけり。

「せ」がなぜ使役になるのがわかりません。
どうすれば見分けられるでしょうか❓

侍りが敬語で、
上の方に誰々にという文がないので尊敬だと思いました

助動詞

回答

✨ ベストアンサー ✨

なぜ「尊敬」ではなく「使役」なのか?
>「侍り(はべり)」は、作者から読者(または聞き手)に対する謙譲語(丁寧語)。「~でございました」という意味になる。
もし「せ」を尊敬の意味にしてしまうと、「せ(尊敬)+侍り(謙譲)」という、身分の上下がちぐはぐな不自然な組み合わせになってしまう。

「歌よませ」は「歌を詠ませる」という命令だから主語(だれが歌を詠ませたのか)が書かれていないが、これは当時の最高権力者(天皇や上皇など)。

「(天皇が)俊成卿に十首の歌を詠ませなさいました(=詠むように命じられた)時も…」という意味になる。そのため、この「せ」は使役(~させる)になる。

●シンプルな見分け方
「せ 」+ 「給ふ」 = 尊敬(~なさる)
           ※一部、使役+尊敬の例外もあり。

「せ 」+ 「給ふ 以外(侍り、けり、等) 」= 使役(~させる)

文脈の中に「~に(~に命じて)」という言葉が省略されていることが非常に多いので、まずは「だれがだれに命令しているか」を想像してみると良い🙇

くくく

とても分かりやすく、かつ丁寧な回答ありがとうございましたm(_ _)m

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