否定語(を含む副詞句)が文頭に出て、それによってis the companyという倒置が起こっていますが、
普通のas asの否定文として考えてみましょう。
比較の文のとき
①何が、②何と、③何の程度において
比べられているのかを確認します。
このうち②③は、意味を考えなくても
ぱっと見でわかります。
順番が逆になりますが
③は、一つ目のasの直後の形容詞or副詞 になります。(形容詞or副詞と書いたのは、比較というのが形容詞と副詞の程度に関する文法だからです)
ただし今回もそうなのですが、形容詞や副詞に付随するフレーズがついて来ることがあります。
今回の場合も
far behind its international competitors (の特にfar)
の程度 と考えます。
②は2個目のasの後ろです。
つまりin that of stem cell researchです。
ずんだもちさんは「肝細胞の分野」と書いていてそれは内容的には合っているのですが、
英語ではin 〜というふうに副詞句になっていますね。
①と②は文法的に同じ位置付けにあるもの同士になるはずです。何かと何かとを比べるときに、何もかも違ったら比べられないです。
というようなことがわかっていると
仮に英文の内容や意味がさっぱりだったとしても、②が副詞句だから、
①も副詞句だというふうに構造は掴めるんです。
だから①は文頭のin no branch of medical research and development になります。
no = not any〜
という知識をつかって
かつ文頭に出ている副詞句を元の位置に戻して文を書き換えると
The company is not as far behind its international competitors in any branch of medical research and development as in that of stem cell research.
となりますね。
これを
not as asの文(as asの否定文)
not as ② as ③
③ほど②ではない
という訳し方で日本語にしてみると
その会社は、医療研究開発のどの分野においても、肝細胞研究の文においてほどには、国外の競合他社に遅れていない
(=肝細胞研究が他社に遅れてて、医療研究開発に関してはどの分野も肝細胞研究ほどは遅れてない).
という感じになります。