化学
高校生

可逆反応か不可逆反応かの見分け方ってありますか?
酸と塩基のところで疑問に思ったのですが…
弱酸と弱塩基の電離はほぼ可逆反応でしょうか?

回答

理論上、全ての反応は可逆反応です。
ただし、活性化エネルギーや反応物、生成物の安定性などによって不可逆性が決まります。
特に不可逆的な反応は
(酸化還元反応、)酸化物の生成(燃焼)、中和、錯体生成などです。

可逆的な反応は、平衡(後々習うと思います):正反応と逆反応の速度が等しい状態 になり、見かけ上反応が止まります。

弱酸、弱塩基は確かに可逆で、このとき電離平衡が起きています。
ただ、注意すべきなのは、弱酸、弱塩基同士やその他の酸、塩基と中和を起こすとき、結果として全ての酸、塩基が反応します。これは平衡が失った物質を補う方向に平衡を移動させるからです(ルシャトリエの原理という、後々習います)。

追記:今から理系と決めているなら、平衡などは学んでおいて損はないでしょう。より本質的に反応を理解できます。

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化学反応は以下の方向で進みます。
①エントロピー(乱雑さ)が増大する方向
②全体のエネルギーが小さくなる方向
この2つの方向が同じなら、完全に反応が進み、不可逆反応になります。しかし、この二つの方向がそれぞれ違う向きだと、可逆反応(正確には途中で平衡状態になるということです)になります。しかしこの方向がどちらかというのは、大学範囲ですから、自分で完全に見分けるのは難しいでしょう。大概は問題文に書いてあります。
弱酸と弱塩基というのは、完全に電離しないということですから、可逆反応(平衡状態になる)です。

高見

下の方がおっしゃっていることは、この説明において②に該当します。

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