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風が山地を乗り越えていく時に、空気が上空高くに上がっていくと、気温が低くなっていきます。空気が湿っている時は標高100m毎に0.5℃の割合で気温が低下していきますが、その空気に含まれている水蒸気は冷やされていく中で凝結して水滴になって降水として落下します。水蒸気を失って乾燥した空気は山を越えて下っていく際には100m毎に1℃の割で気温を上げていきます。山の高さが1000mだとすると、湿った30℃の風は山を登ると25℃まで低下し、越えて下ると35℃の乾いた風になるわけです。こうした現象をフェーン現象といいます。ヨーロッパではアルプス山脈から吹く乾燥した高温の地方風がフェーンと呼ばれていて、フェーンのような現象ということでフェーン現象の名があります。
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