【化学基礎】WA(弱酸)・WB(弱塩基)の遊離反応
これを解くには次の決まりごとを使います。
弱酸の塩+強酸→強酸の塩+弱酸
弱塩基の塩+強塩基→強塩基の塩+弱塩基
「弱い塩」と強いものを反応させれば「強い塩」と弱いものが出てくると言っているわけです
Q1.塩化アンモニウムと水酸化カルシウムを混合して加熱する。
まず、化学反応式の左辺を書いてみます。
NH₄Cl+Ca(OH)₂→
最初にCa(OH)₂に注目すると、OH⁻が入っているので塩基と言うことがわかりますね(アレニウスの定義)。
そして、アルカリ土類金属であるCaが入っているので強塩基であることがわかります。
次に、NH₄Clを見てあげるとこの塩はNH₃とHClが合わさってできた塩ということが分かりますね。
NH₃は弱塩基、HClは強酸ですから、NH₄Clは弱塩基の塩または強酸の塩であることが言えますね。
今回の反応は強塩基Ca(OH)₂との反応ですから、弱塩基の塩という言い回しを使いましょう。
するとNH₄Cl+Ca(OH)₂は弱塩基の塩+強塩基になってますから初めに紹介した決まりごとにあてはまっていますね。⇨反応する
化学反応式
弱塩基の塩+強塩基→強塩基の塩+強塩基
2NH₄Cl+Ca(OH)₂→CaCl₂+2NH₄+2OH⁻
→CaCl₂+2H₂O+2NH₃
となります。
またわからないことがあれば追加でお答えします。