単位には接頭辞というものがあります。
人間の脳は数字が大きすぎたり、小さすぎたりすると瞬時には理解できません。
よく、テレビで東京ドーム〇個分と表現されるのは何万平方メートルと表現されるよりも大きさを理解した気になるからです。理解した気というのは、実際に東京ドームの大きさをイメージできるのは、野球に興味があるか、東京の人ぐらいでしょう。
おそらくですが、上のような人じゃないなら、東京ドームと4万平方メートルのどちらが広いかわからないと思います。
本題に入ります。上のようなことが科学の世界でもあります。生物基礎の話なので、小さい方で説明します。
上のような例を一つ出します。ウイルスの大きさは約0.00000003mほどである。と、ウイルスの大きさは約30nmである。どちらがイメージしやすいでしょうか?おそらく後者だと思います。
上のnを接頭辞といい、10のマイナス9乗を表します。このように10の何乗をアルファベットで表記して文字の部分を簡略化します。
主な接頭辞として、大きい順から、
k:キロ (3)
d:デシ (-1)
c:センチ (-2)
m:ミリ (-3)
μ:マイクロ (-6)
n:ナノ (-9)
()の中は10のn乗のnの部分です。
なので、いちいち、100cmは1m、10dは1Lと覚えている人がいますが、
100cm=100×c(10のマイナス2乗)×m=mになるのは当たり前です。
これができるようになると機械的に単位変換はできるようになります。
例
500万cm³は何m³か
500万×(c)³×m³=500万×(10⁻²)³×m³=500万×10⁻⁶×m³=5×10⁶×10⁻⁶×m³=5×m³
最初は分かりにくいかもしれませんが、慣れると単位に関して覚えることはなくなるので、楽になります。