そうですね。
多様なタンパク質が、細胞小器官を特徴づけているとも言えます。
例えば、
核であれば、DNAが巻き付いているヒストンなどが主要なタンパク質ですね。
葉緑体でば、CO2を実際に取り込むルビスコという酵素が有名です。ルビスコは食品会社のナビスコの由来にもなっており、地球上で最も多いタンパク質とされています。また、クロロフィルの反応中心にあるタンパク質や、チラコイド膜に存在するシトクロム、フェレドキシンといったタンパク質も光合成には重要です。
ミトコンドリアでも、葉緑体と似たようなシトクロムというタンパク質が存在し、ATP合成にとても重要です。
小胞体には、合成されるタンパク質が正しい立体構造になるために必要な、分子シャペロンというタンパク質があります。
小胞体からゴルジ体へ輸送するときには、輸送に必要なタンパク質があり、ゴルジ体から細胞外へ分泌するタンパク質を運ぶのには、モータータンパク質が細胞骨格上を移動しています。
また、実際にタンパク質を合成するリボソームは、80個以上のタンパク質とRNAからできています。
細胞膜には、ホルモンなどを受容する受容体タンパク質や、イオンの出入りに関係するチャネルと呼ばれるタンパク質など、多種多様なタンパク質が漂っています。
細胞の種類が変われば、存在するタンパク質も異なってきます。
赤血球であれば、ヘモグロビンが有名ですよね。
免疫に関係するリンパ球では、抗体というタンパク質が作られています。
細胞1つでも、非常にバリエーション豊かなタンパク質が存在していますので、面白そうな細胞小器官などがあれば、少し詳しく調べてみるのも良いと思います。