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四次の文章を読んで、あとの問いに答えよ。
劇が子供たちにとって、面白い遊びの一つだということは、誰でも知っている。
それでは、劇のどういうところがそんなに面白いかというと、これはなかなかむず
まね
かしい問題で、子供たち自身には、そんな理屈はわからなくってもよいが、ただ、間違っ
てはならないことは、「なにかの真似をする」ことだけが面白いのではないというこ
とである。「もの真似」も面白いには面白いが、それだけならサルでもやるのである。
だから、劇の人物がどんな人物でも、ただそれらしい真似をするだけでは、ほんとうに
面白いものにはならない。ことに、一番いけないことは、劇の真似をすること、どこ
かで見たことのある劇の真似、あるいは俳優の真似をすることである。
のである。
ふん
いしょう
ある人物に扮するということは、子供が子供なりの空想で、その人物を頭のな
かに描いたそのままを、思いきって、自分のからだ、顔つき、動作、衣裳、声、言 1
葉の調子などで作りあげることである。
そこではじめて、誰の真似でもない、また、誰にも真似のできない、一人の人物の
すがたが浮かびあがる。 それは、脚本のなかに文字で描かれてある人物をもとにしては
いるが、しかし、それはもう、演技者としての君が、 君の空想と君の才能と、君の肉体
とで、新しい生命をふきこんだ人物である。
きせき
その人物は君とともに生き、君とともに見物の前に立っている。 その人物が、君の口
をかりてしゃべり、君の眼をかりてよろこびの瞳をかがやかし、君の手をかりて涙
ふくのである。
この奇蹟のようだが、なんのふしぎもない、手品のようでいて、すこしのごまか
しもない、舞台の人物の「生きている」 すがたこそ、劇の面白さをつくりだすもとな20
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(1)
2
よ。
・線部a〜dのうち、品詞が異なるものを選び、記号で答えよ。
線部A~Dのうち、動詞の活用の種類が異なるものを選び、記号で答え
3線部ア~エの「ない」のうち、品詞が異なるものを選び、記号で答えよ。
④「の」と同じ意味・用法のものを、次のア~エから選び、記号で答えよ。
ア 明日の天気は晴れだそうです。
イ私を呼んだのは誰ですか。
ウ先生は話の分かる人です。
エ 次はあなたの番ですよ。
⑤「しゃべり」の活用形を、漢字で書け。
連用形
上一段活
a
だくにお
岸田國士「劇の好きな子供たちへ」による)
(注)一部、表記を変えてあります。
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