■論述]
162. アンモニアの発生と中和次の文を読み、下の各問いに有効数字2桁で答えよ。
塩化アンモニウムと硝酸ナトリウムとの混合物 4.25gを水に溶かして300mLの溶液
をつくった。この溶液を30.0mL とり,水酸化ナトリウムとともに加熱し,発生する
2 気体をすべて 50.0mLの希硫酸に吸収させた。 気体を吸収させたのちの溶液中に
残った硫酸を中和するために, メチルオレンジを指示薬として, 0.100mol/Lの水酸
(2)
化ナトリウム水溶液を少しずつ加えたところ 25.0mL を要した。 また, 滴定後の溶液に
水酸化バリウム水溶液を十分に加えると, 700mg の沈殿が生じた。
(1) 下線部①の操作で使用する器具の名称を記せ。 また, この器具が蒸留水でぬれて
いる場合, すぐに用いるにはどうすればよいか。 20字以内で述べよ。
(2) 下線部 ② の気体が発生するときにおこる変化を化学反応式で記せ。
(3) 下線部④の指示薬を使ったときに見られる色の変化を記せ。 また,この指示薬を
使う理由を述べよ。
(4) 下線部③の希硫酸のモル濃度を求めよ。
(5) はじめの混合物に含まれていた塩化アンモニウムの物質量は何mol か。
dete/ ~114/ 24/0
(3) 気体 (アンモニア)を吸収させたのちの溶液では, (b) 式の中和が完
了し, 硫酸H2SO4と硫酸アンモニウム(NH4)2SO4が混在している。こ
れらは,水酸化ナトリウム NaOH と次のように反応する。
H2SO4+2NaOH → Na2SO4+2H2O
(NH4)2SO4+2NaOH Na2SO4 +2H2O +2NH3
この混合水溶液に水酸化ナトリウム水溶液を滴下していくと, まず①式
の中和だけがおこり, この中和が完了するまで ② 式の反応はおこらない。
...((c)))