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応用例題 34 電解槽の並列連結
電解槽Aには硫酸銅(ⅡI)水溶液を, 電解槽Bには硝酸銀水溶液を入れ
た。電解槽Aと電解槽Bを図のように並列につないで白金
電極を使って電気分解を行った。
電流計の読みが 0.400A の一定値になるように調節しな
がら, 64分20秒間電流を通じたところ, 電解槽Aの陽極
で発生した気体は, 標準状態で 67.2mLであった。
Ag = 108, ファラデー定数 = 9.65×104C/mol とする。
(1) 流れた全電気量は何Cか。
(2)電解槽Aの陽極での反応を, e を含むイオン反応式で
表せ。
(3) 電解槽Aに流れた電気量は何Cか。
(4) 電解槽Bに流れた電気量は何Cか。
(5) 電解槽Bの陰極には何が何g生じたか。
指針 電解槽A [陽極] 2H2O
[陰極] Cu²+ + 2e¯
電解槽B [陽極] 2H2O
O2 + 4H+ + 4e
Cu
O2 + 4H+ + 4e¯
→
解答 (1) Q [C] = i [A]xt [s] より,
17
Pt
67.2mL
22.4×10mL/mol
A
硫酸銅(II)水溶液
[陰極] Ag+ + e.
Ag
(4) 電解槽を並列につないだ場合,回路全体を流れた電気量は,各電解槽に流れた電
気量の総和である。
B
Pt
IPtI
硝酸銀水溶液
0.400AX (64×60+20)s = 1.544×10°C≒1.54×10°C 答
( 2 ) 2H2O
• O2 + 4H+ + 4e¯
(3) (2) より,電解槽Aの陽極では, e 4molが流れると, O21mol が発生することが
わかる。 O2 が標準状態で67.2mL, すなわち
なんでかける?
-=3.00×10-3 mol 発生したので, 流れた電気量は,
(1) より
(3) より
(5) 電解槽Bの陰極の反応は, Ag+ + e → Ag
e1mol により Ag 1mol が析出する。電解槽Bに流れた電子は
386 C
9.65 ×10°C/mol×300×10-mol×4=1.158×10°C≒1.16×10°C
圏
(4)電解槽Bに流れた電気量は,回路全体を流れた電気量から電解槽Aを流れた電気
量を引いたものに等しい。 したがって,
1.544×10°C-1.158×10°C=386C ≒3.9 × 10°C 答
9.65×10°C/mol=4.00×10-mol であるから,
108g/mol×4.00×10-mol = 0.432g = 0.43gの銀 Ag が生じる。 圏