第I章 力と運動」
指針 物体とエレベーターのそれぞれで運動方程式を立て, 連立させ
て解く。エレベーターは, 張力F, 重力 Mg, 物体からの力を受けてい
る。物体は,重力 mg, エレベーターの床からの垂直抗力を受けている。
解説)物体が床から受ける垂直抗力の大きさをNとすると, エレベー
ターと物体が受ける力は, 図のようになる。鉛直上向きを正として, 加
速度をaとすると,それぞれの運動方程式は,
エレベーター: Ma=F-Mg-N …①
物体:ma=N-mg
式の+式2から,
Oエレベーターが物体か
ら受ける力は,物体が床
から受ける垂直抗力Nの
反作用であり,大きさは
Nに等しい。また, エレ
ベーターと物体の加速度
は等しい。
(M+m)a=F- (M+m)g
a
F
これから、
a=
M+m
6.
Mg
式2にこれを代入して整理すると,
mF
NN
mg
N=ma+mgー
M+m
エレベーターが受ける力
物体が受ける力
88.気球の運動
解答 (1) 6.0×10°N (2) 2.2m/s°
指針 気球は重力と浮力を受けて,鉛直上向きに運動している。
(1)浮力の大きさは, 運動方程式から求める。(2) 荷物を捨てると, 浮
力の大きさは変わらないが, 気球の質量が小さくなって加速度が大きく
なる。
本問では, 気球の体積
や空気の密度が与えられ
ていないので、アルキメ
デスの原理を用いること
はできない。運動方程式
十を求め
解説)(1) 気球は重力 mg=60×9.8Nと浮力カF[N]を
FA 0.20