基本例題 47 アルデヒドとケトン
→問題 456
分子式 C3H6O で示されるアルデヒドXとケトンYがある。 これらに関して、次の各問
いに答えよ。
(1) X, Yの構造式と物質名を, それぞれ記せ。
(2) 還元作用を示すのは,X,Yのどちらか。
(3) ヨードホルム反応を示すのは,X,Yのどちらか。
(4) Xを酸化したときに得られるカルボン酸は何か。 物質名を記せ。
■ 考え方
(5)
酸化するとYになるアルコールは何か。 物質名を記せ。
■解答
(1) XCH3-CH2-C-H
プロピオンアルデヒド
アルデヒドとケトンは, アルコールの酸
化によって生じ, 異性体の関係にある。
(2) アルデヒドには還元作用があり,
銀鏡反応を示したり, フェーリング液
を還元したりする。
(3) CH3-CH(OH) -RやCH3-CO-
Rの構造をもつ化合物は, ヨードホル
ム反応を示す。
Y: CH3-C-CH3
(2)X
(4) CH3–CH2–CHO
アセトン
(3) Y
酸化、
CH3-CH2-
2-COOH
(5) CH3-CH(OH)-CH3
CH3-CO-CH3
(5) 第二級アルコールを酸化すると,
ケトンが得られる。
したがって, 2-プロパノールである。
(4) アルデヒドを酸化すると, カルボ
ン酸が得られる。
したがって, プロピオン酸である。
酸化
基本例題48 化合物の推定
→問題 455-458
第V章
有機化合物