しんぱつじしんめん わだち
②海洋プレート内地震 海洋プレートが沈みこむ手前では, プレートが折り曲げられ
るように変形することでひずみが生じるため, 地震活動が活発になっている。
沈みこむ海洋プレートの内部では,海溝から沈みこむ方向に向かって震源が徐々に
深くなるように地震が発生する。 地震が発生する場所は深発地震面 (和達-ベニオフ)
高いので地震を起こすようなひずみは蓄積されない。 逆に, 温度が低いとひずみが
とよばれ, 深さ700kmにも達している。 一般に, 地下深部ほど温度が高く流動性が
積され,地震が起こる。 深発地震のほとんどが沈みこむ海洋プレート内で起こるのは、
図50
沈みこんだ後も海洋プレートが温まりにくく,温度が低いままだからである。
深発地震が発生すると,地震波は沈みこむ海洋プレート内に閉じこめられる傾向が
あり,震央よりも沈みこむ海洋プレートに近い場所で大きなゆれが観測される。この
いじょうしんいき
ような領域を 異常震域とよぶ。
region of abnormal seismic intensity
図 51
震央よりも大きくゆれる
深さ(km)
0
100
200
300
400
出典 p.255
「日本
海溝
震央
|大陸
プレート
地震波が減
震源の深さ (km)
哀しやすい
M
500
600
0~60
60~300
海洋
プレート
地震波のエネルギー
が閉じこめられやす
700
□ 300~700
震源
く,減衰しにくい
図50 東北日本の東西 鉛直断面の地震の震源分布
①図 51 深発地震と異常震域