Biology
Senior High

高校生物の計算の問題です。
問1〜問3の計算の仕方が分かりません。
詳しく解説お願い致します。

解答
問1 115mL
問2 99%
問3 総尿量4950mLm 約3.3倍

大学過去問

Answers

基礎事項
腎臓に流れた血液は、腎臓の糸球体でろ過され、原尿になります。
その後、原尿は細尿管(尿細管ともいう)を通り、この時、体に必要な水やグルコースなどが再吸収されます。
再吸収されたものは、血液中に戻り、再吸収されなかったものは、尿となり、排出されます。

質量パーセント濃度とは、溶液の質量に対する溶質の質量の割合

問1 
 血液中に存在するクレアチニンはろ過された後、再吸収されません。
 すなわち、原尿中(血液中)に含まれるクレアチニンはすべて尿に出ていくことになります。
 言い換えると、『血液中のクレアチニンの量=尿中のクレアチニンの量』ということになりますよね。
 問題文より、1日に生成された尿の量は1.5L=1500mLですよね。
 本来は問題文に書いてないといけないのですが、正常では、尿や血液の比重を1mg/mLとする、と考えます。  
 すなわち、尿1500mLは、1500mgと考えます。
 また、尿中のクレアチニンの質量パーセント濃度は、0.11%ですよね。
 すなわち、1500mgのうち0.11%が1日に生成される尿に含まれるクレアチニンの質量ですよね。
 すなわち、1日に生成される尿に含まれるクレアチニンの質量は、1500mg×0.11%=1500×0.0011=1.65mgです。
 また、今回求める1分間にろ過された血液の量をx[mL]とすると、血液の比重は1mg/mLであるから、
 1分間にろ過された血液の質量はx[mg]と表せる。
 血液中のクレアチニンの濃度は0.001%であるから、1分間にろ過された血液に含まれるクレアチニンの質量は、
 x[mg]×0.001%=x×0.00001=0.00001x[mg]と表せる。
 すなわち、1日(60分×24時間=1440分)にろ過される血液に含まれるクレアチニンの質量は、
  0.00001x[mg]×1440=0.0144x[mg]と表せる。
 『1日にろ過される血液中のクレアチニンの量=1日に生成される尿中のクレアチニンの量』であるから、
    0.0144x[mg]=1.65[mg]
  これを解いてx=約115[mL]

続く

たこ焼き

問2  
基礎事項 1分間に生成される原尿=1分間にろ過される血液量ですよね。

問1より、1分間に生成される原尿(ほとんど水分ですよね)は1.65/0.0144=114.6mLであり、その後、細尿管で水などが再吸収され、1分間に生成される尿(ほとんど水分ですよね)は
1500mL/1440分=約1.0[mL]になりました。
 すなわち、再吸収された水分の量は、114.6-1.0=113.6[mL]ですよね。
 で、再吸収率とは、原尿から尿になるときに、どれくらいの割合の水(%)が再吸収されまし
 たか?なので、再吸収率は(113.6/114.6)×100=約99%になります。

続く

たこ焼き

問3
問3では、問2より再吸収率は2%低く、すなわち、97%で考える
また、1分間にろ過された血液の量は問2と同じであるから、114.6mLと考える。
1分間にろ過された血液のうち97%が再吸収されて、尿が生成(1分間に)されますよね。
すなわち、1分間に生成される尿量は、
 114.6-114.6[mL]×97%=114.6-114.6×0.971=3.438[mL]111.2766
すなわち、1日(60分×24時間=1440分)に生成される尿量は、111.162
 3.438[mL]×1440分=約4950[mL]
最初の1日に生成される尿量は、1500mLであったから、
4950/1500=3.3
分からなければ質問してください

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