横やりですみません。
実は、something to eat の to eat は to be eaten と意味上ほぼ同じなのです。
能動受動態とかの項目で、This car needs repairing.というような文を見たことがあると思います。このrepairingは being repairedになっていないですね。動詞が名詞化されると態が揺らぐ(能動なのに受動の意味とったりする)ことがあるのです。中世の時代に、動詞を名詞化すると「態の中和化」といって、それを能動態なのか受動態なのかどっち?というあいまいな使い方がされていました。 日本語で「食べられる」と言ったとき「(ら)れる」は、尊敬、可能、受け身、どれよ?ってあいまいな部分がありますね。偶然でしょうが、それと似ているのかもしれません。不定詞も同様で名詞化(形容詞化も含む)されても、態が揺らいだようで、A is to do…(= A is done…) でごく普通に受動態を表していました。例:You are to blame for that. イギリスでは 未だにTo Let(貸します) という看板をよく見かけます。let他動詞で貸すという意味なので、House To Letというと貸家ということです。 さすがに「受動態でしょ?」という感覚の人もいてTo Be Letという看板もチラホラ見かけます。blameとletだけが現代の英語に生き残ったわけではなく、something to eatも、eatの後にあったsomethingがtoの前に出て欠落しているのではなく、”something to be eaten”という意味の「欠落のないひとまとまり(名詞句)」なのです。よって、something to eatは「食べるべき何か」と後ろから訳し上げるのは発想の上では正確ではなく、「何等かのモノ 方向に向かう(to) 食べられる」のように、名詞の後ろにto do…を(受け身の意味)で付け加えていく感覚でネイティブは使っているのです。このように、ネイティブの頭の中では、something to do…というフレーズが幼い頃からしみ込んで慣用化しているので、something to be eatenという言い方をする人(少数)がいたら、その人はとても言葉に敏感な人なのかもしれません。
上記のことは、慶応の「hellog英語史ブログ」に書かれているので、ぜひ閲覧してみてください。https://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/2019-03-17-1.html
グーグルchromeで見られない場合は他のブラウザーでトライしてみてください。
一応補足すると
高校生向けの文法の参考書には
to不定詞の意味上の主語 という項目で
以下のようなことが書いてあります。
to不定詞の意味上の主語
(=to不定詞の動作をするのは誰か)は
to不定詞の前にfor〜という形で置く。
そうでない場合は、
文の主語と一致する もしくは
「話し手/聞き手」「広く人間一般・モノ一般」など文脈的に理解できるようなもの
質問を読む限り、ポパイさんは↑を聞いたことあっても忘れてるかもしれないと感じたんですけど、どうでしょう?
例文で考えると
I need something to eat.
to eatの意味上の主語が明記されていません
(to eatするのは誰か)
だから
普通は文主語(=I)がeatしていると考えるのです。
つまりI need something that I eat と一致する。
で、
カサンドラがいうように
something to eat
something to be eaten
これは感覚的には
ほぼ同じことを表してると思うんですが
実は後者は
高校生向けの学参の説明だとおかしくなるんです。
(なのにいつまでもアップデートされてない)
不自然な英文だと思うけど仮に
I need something to be eaten.
これのto be eatenの意味上の主語が、文主語と一致するなら、「私が食べられる」になってしまう
少なくとも
文中のsomething が to be eaten
という関係性が導けないんです。
ただし、学校文法の枠から離れれば
分詞の後置修飾
to 不定期の形容詞的用法
これはどちらも、
関係詞を使った表現の縮約化
と考えるのが一般的です。
(ただしto不定詞には、これ以外に同格を表す用法もある)
それであれば
something to eat→ something that I eat(Iじゃなくてもいろいろある)
something to be eaten → something that is eaten
どちらも問題なく理解できます。
この考え方そんなに難しくないのに、
なぜ学校文法では採用されないんだろうと思ってます。