基礎事項
水素イオンの量と水酸化物イオンの量が等しくなったとき、水溶液は中性になるのですよね(中和)。
すなわち、
中和の量的関係
『酸の水素イオンの物質量=塩基の水酸化物イオンの物質量』
これを言い換えると、
『酸の物質量×価数=塩基の物質量×価数』
これを言い換えると、
a×c×v/1000=a'×c'×v'/1000 ・・・①
a,a':酸、塩基の価数
c,c':酸、塩基の水溶液のモル濃度[mol/L]
v,v':酸、塩基の水溶液の体積[mL]
今回用いた酸は、塩酸で、塩酸の価数は1価、塩酸のモル濃度は0.040mol/L、
使用した塩酸の体積は50mLですよね。
また、今回用いた塩基は純度がx[%]の水酸化ナトリウム1.0gで、水酸化ナトリウムの価数は1価、ですよね。
純度がx[%]ということは、1.0[g]のx[%]、すなわち、1.0×x/100=0.010x[g]が水酸化ナトリウムということ。
この水酸化ナトリウムは、何molですか?水酸化ナトリウムのモル質量は40g/molであるから、
水酸化ナトリウム0.010x[g]は、0.010x/40[mol]ですよね。
すなわち、水酸化ナトリウム由来の水酸化イオンは、(0.010x/40)×1=0.010x/40[mol]ですよね。
これを中和の関係式に当てはめると、
1×0.040×50/1000=0.010x/40
x=8
よって、測定に用いた水酸化ナトリウムの純度は8%
もしかして、水酸化ナトリウム1.0gではなく10gですか?
分からなければ質問してください
覚えるのは『酸の水素イオンの物質量=塩基の水酸化物イオンの物質量』になった時に中和する、ということ。
酸の水素イオンの物質量がa×c×v/1000で表せる理由が分からなければ質問してください。