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水酸化バリウム価数ですよ
基礎事項
水素イオンの量と水酸化物イオンの量が等しくなったとき、水溶液は中和する。
すなわち、
中和の量的関係
『酸の水素イオンの物質量=塩基の水酸化物イオンの物質量』
これを言い換えると、
『酸の物質量×価数=塩基の物質量×価数』
これを言い換えると、
a×c×v/1000=a'×c'×v'/1000
a,a':酸、塩基の価数
c,c':酸、塩基の水溶液のモル濃度[mol/L]
v,v':酸、塩基の水溶液の体積[mL]
です。
【では、なぜ、酸の水素イオンの物質量は酸の物質量×価数で求まる、と言えるのか。】
価数とは電離した結果、どれくらいの水素イオンもしくは水酸化イオンが生じるか、を表したもの。
1価の酸とは、1molの酸が電離すると1molの水素イオンが生じる、という意味
2価の酸とは、1molの酸が電離すると2molの水素イオンが生じる、という意味
3価の酸とは、1molの酸が電離すると3molのイオンが生じる、という意味
だから、中和中で存在する水素イオンの量は、酸の物質量×価数で求まります。
価数をかけることで、電離した結果、何molの水素イオンが生じるかを表しています
例えば、0.025molの硫酸から生じる水素イオンの物質量は何molですか?
硫酸は2価の酸、すなわち硫酸1molが電離すると2molの水素イオンが生じるから、
0.025molの硫酸から生じる水素イオンの物質量は、0.025×2=0.050molです。
これは、中和中での水酸化イオンの量を聞かれても同じです。
例えば、0.025molの水酸化バリウムから生じる水酸化イオンの物質量は何molですか?
水酸化バリウムは2価の酸、すなわち水酸化バリウム1molが電離すると
2molの水酸化イオンが生じるから、
0.025molの水酸化バリウムから生じる水酸化イオンの物質量は、
0.025×2=0.050molです。
続く
【では、なぜ、酸の物質量×価数は価数×酸のモル濃度×酸の体積/1000で求まる、と言えるのか。】
理由は、酸の物質量=酸のモル濃度×酸の体積/1000だから、です。
なぜ、このように言えるのか。
例えば、0.025mol/Lの塩酸が200mLありました。この中には塩化水素は何mol含まれていますか?
0.025mol/Lの塩酸とは、モル濃度の意味より、塩酸1Lあたりに含まれる塩化水素は0.025molという意味ですよね。
ということは、0.025mol/Lの塩酸200mLには塩化水素は何mol含まれていますか?
塩酸1Lには塩化水素は0.025mol含まれているから、塩酸200mLには塩化水素は
1000mL:0.025mol=200mL:◻️mol
0.025×200=1000×◻️
◻️=0.025×200/1000
このように、酸の物質量は酸のモル濃度×酸の体積/1000で求まる、と言えますよね。
同様に、塩基の物質量は塩基のモル濃度×塩基の体積/1000で求まる、と言えますよね。
以上より、基礎事項で書いたように、言い換えが成り立ちます。
ということで、長くなりましたが、価数をかける必要があります。
覚えることは、
水素イオンの量と水酸化物イオンの量が等しくなったとき、水溶液は中和する。
すなわち、
中和の量的関係
『酸の水素イオンの物質量=塩基の水酸化物イオンの物質量』
だけですよ。
その後の変形は覚えてもいいですが、覚えなくても変形すれば解けます。
変形できるようにしたほうがいいですよ。
ありがとうございました
どうして価数をかけるんですか?