回答
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過去完了というのは、現在形・過去形・現在完了形というような、「動詞の形」の一つです。
現在完了形 have(has) +過去分詞
He has taught English for 30 years.
「彼は(現在までの)30年間英語を教えている」
現在完了形だから必然的に「現在までの」ということになります
過去完了形 had + 過去分詞
He had taught English for 30years until he retired.
「彼は引退するまで30年間英語を教えていた」
これは、彼が引退したあとに振り返って話をしているっぽいですね。つまり引退したことはすでに過去の話なので「引退する(まで)」が過去形になっています。
で、「教えていた」のは、当たり前ですが「引退する」よりもさらに前の話ですよね。つまり、
①過去 (過去形で書かれている状況="引退する")と、
②それよりさらに前の状況(教えていた)というのを
区別する必要があるときに
②の方を「大過去」と呼びます。
つまり大過去は「時」の呼び名ですね。
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「大過去」という言葉の使い方としてもう一つ紹介します
過去完了形には、現在完了形と同様に「継続」「完了」「経験」「結果」の4つの用法があるのですが、これと区別して「大過去」という用法があると説明されたりします。
①He said to me, "Mia got married to her best friend last month."
「彼は私に言った。『ミアは先月、親友と結婚したよ。』」
これは、セリフをそのまま書く形(=直接話法)で書かれていますが、書き換えると
②He said to me that Mia had got married to her best friend last month.
「彼は私に、ミアは先月親友と結婚したと(いうことを)言った」
となります。
こちらはセリフそのままじゃなくて、話の趣旨を「〜だというふうに言ってました」と説明する形(=間接話法)です。
②の文では、過去完了形が使われているけど、その部分は①に書き換えると過去完了形では無くなってしまうんですね。
だから②の過去完了は、どうしても完了形じゃないと表せない意味(継続・完了・経験・結果)を持っているわけじゃなくて、ただ、書き方の都合(時制の一致と言います)で過去完了形を使っているだけなんです。こういう使い方を過去完了形の「大過去」用法と説明することがあります。
つまりこのときの「大過去」は
had +過去分詞の語順を取る表現の、さらに細かい分類です。
ちなみに、継続・完了・経験・結果の用法の場合は、同じように書き換えても完了形がなくなることはありません。
①He said to me, "Mia has taught English for 30 years."
②He said to me that Mia had taught English for 30 years.
この点で「大過去」という用法は特殊なので、普通の過去完了形(4用法)とはちょっと区別すべき用法だ、と言われることがあります。