✨ ベストアンサー ✨
これは
「形容詞の適用範囲を指定するto不定詞」と説明されるタイプのやつだと思います。
かなり多くのタイプの形容詞がこれに当てはまるし、
タフ構文もその一つになると説明している参考書があります。(necessaryはおっしゃる通りタフ構文を取りませんが)
例えば
French is difficult to speak fluently.(タフ構文です)
これはto speak fluentlyが、difficultの範囲を限定しています。
どのような点において難しいのかというと
流暢に話すという点で、だ
というふうに。
ご質問のnecessaryの文もこれと同じで
どのくらいの時間が、この仕事をするという点において必要になるでしょうか?
と言っています。
丁寧な解説ありがとうございました😭
これからも勉強を頑張ります!
でも、なんか「目的」の意味っぽさあるじゃん?
という疑問がたぶん残ると思うんです。けど
それはto不定詞自体がそもそも未来志向的な意味を持っていたり、そういったフレーズとの親和性が強いからだと思います。
necessary「〜することが必要だ」ってことは、
その行動を目的に動くことがありそうですもんね。
「ために」と訳せそう、ということだけを考えると
「フランス語は、流暢に話すためには難しい」でも
ギリギリ行けちゃいそう。
極端な話、学校とか受験とか置いておくなら
necessaryの文を「ために」と訳しても別にいいんですけど、それは実際に話すときには「目的」として機能してはいないと思うんですよね。
例えば典型的な「目的」は
She studied hard to pass the exam.とかですね。
で、
この内容を自分が誰かに話して説明する
ということを想像してください。
She studied hardで
文の主語の行動を説明して
それの「目的」をto pass the examで言いますよね。
More time is necessary
これもおなじように、自分が誰かに言う場面を想像してください。
More time is necessary もっと時間が必要だ
と言ったのは自分ですね。
つまり
このnecessaryは自分の評価とか判断です。
それに対してto do this work というのは
その場では「判断基準」として機能していませんか?
これを「目的」みたいなものとして置き換えて考えることはできなくはありません。でもたぶん
「この仕事をする、という目的に照らして考えると」
というふうに、
判断基準を遠回しに言ってる感じになるやっぱりなると思います。
こういった点が、典型的な「目的」のto不定詞と異なります。
「形容詞の適用範囲を指定するto不定詞」
という言い方は、いろんな参考書に載っていて
いろんなタイプの 形容詞+to不定詞 の表現が分類されています。
特定の意味によって分類するのを避けることで、なるべく多くの表現をこの分類に収めようという意図があるのかなと思うのですが
何をこの項目で説明して何を別項目としているか
っていう分類は
参考書によって一様ではなかったです。
「副詞的用法」というと
五文型の考え方の中では「修飾語」なので
文の主要な要素にならないと考えられるけど、
実際には「修飾語」のなかにも、
単なる付加的な説明じゃなくて、前の単語やフレーズに強く導かれて使われるものというのがあります。
(これはto不定詞だけじゃなくて「修飾語」全般に言えることです)
実際、More time is necessary.は
前提となる文脈が特に無ければ、
これだけだとちょっと不自然で「何することが必要なの??」って思っちゃうんですね。
つまりnecessaryは「"行為についての"評価や判断」なんです。だから
More time is necessary to do this workとか、
More time is necessary in this kind of work.とか、
何の行為が必要なのかわかるフレーズが後ろに欲しい感じなんです。
「形容詞の適用範囲を指定するto不定詞」
という項目に載っていたフレーズは、
これと同じように、形容詞の意味に原因があってその後ろにto不定詞を置きたい、というタイプのものが様々ある感じがしたのですが、そこの分類をきちんとやろうとすると大変だから、大雑把にまとめている感じなのかなと思いました。