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エルニーニョ現象が起こってますね。通常よりも貿易風の勢力が強くなることで高温の海水が南北アメリカ大陸に寄せられていて、逆に東南アジア辺りでは海底の低温の海水が湧き上がってきている状況です。
ラニーニャ現象の時は、貿易風の勢いが通常よりも弱くなっている状況で、アメリカ沖の海水温が低く、東南アジアの海水温が高くなります。
あくまでペルー沖の海域の水温が異常に高い状態が長期間保たれている現象がエルニーニョ現象です。逆がラニーニャ現象です。
インドネシア人にとっては、エルニーニョ現象といえば「周辺の海水温が異常に低い状態で、降水量がすくなくなる」という印象を持たれていると思いますが、ペルー沖が通常通りであれば「インドネシア周辺の海水温が異常に低い状態で、降水量がすくなくなる」ことが起っていたとしてもエルニーニョ現象ではありません。ですからインドネシア周辺の海水温がどうかということ自体をもってしてエルニーニョ現象ともラニーニャ現象ともいいません。
ちなみに毎年12月、ペルー沖で海水温が高くなり、アンチョビが少なくなる現象は昔から見られました。これは異常でもなんでもなくて毎年やってくるペルー沖の気候の一要素です。ペルーの人々は、毎年クリスマスになるとやってくるのでエルニーニョ(男の子=イエズス・キリスト)と呼んでいました。これに似た状況が春になっても収まらず、長ければ数年間続く現象が数年おきに発生するようになりましたので、エルニーニョのような現象ということでエルニーニョ現象と呼ばれるようになりました。ラニーニャ現象はエルニーニョ現象と逆のことが起こるのでラニーニャ(女の子)現象と呼ぶようになっただけで、それ以上に意味のない言葉です。
「エルニーニョ」と「エルニーニョ現象」、これとは関係ありませんが地方風の「フェーン」と「フェーン現象」、スペインの「リアス」地方と「リアス式海岸」と共通するネーミングなので、エルニーニョ現象のことを略して「エルニーニョ」とは表現しないようにして欲しいと、私は授業の時よく言っています。マメ知識でした。
とてもわかりやすくて助かりました!ありがとうございます^_^
ありがとうございます!
質問なのですが、「逆に東南アジア辺りでは海底の低温の海水が湧き上がってきている状況です。」というところは、なぜラニーニャ現象ではないのですか?どうやって判断できるのでしょうか??