そうです。
まあ、酸化数を全部調べたら分かるんですが時間がかかりますね。
単体が式中どこかに入っていれば酸化還元反応です。この時点で1, 2, 4が消えますね
その後、僕だったら5番を見た時、Snに左辺はClが2つついているのに右辺では4つだからここから酸化還元反応だと見分けます。
だから3が酸化還元反応ではありません。
酸化還元反応は電子が移動する反応のことです。
電子を受け取ると還元
電子を放出すると酸化
基本原則です。
さて、この単元では酸化数がよくでてきます。一体酸化数とはなんなのでしょうか。
【酸化数】
原子単位の電荷のこと
電荷と言えばイオンですよね。物質の電子が出ていったり入ってきたりするとプラスに帯電したりマイナスに帯電したりします。
H⁺はH原子から電子が1つ出て行って+1に帯電していると分かります。
OH⁻はどうでしょうか。OH全体で-1に帯電していることは分かってもO原子H原子それぞれがどれだけ帯電しているかはわからないんですね。
それを考えるための酸化数です。
まあ、下にマニュアルを書いておきますが①②③あたりは上の説明を聞けば当たり前のことだと思うでしょう。
酸化数の求め方・マニュアル
①単体→0
②化合物→酸化数の総和=0
③イオン→酸化数の総和=価数
④H→+1(水素化金属→-1)
⑤O→-2(過酸化物→-1)
⑥1族→+1, 2族→+2, 17族→-1
上をもとに各原子についての酸化数を考えることができます。水素化金属というのはNaHやCaH₂などで、これらは-1になります。また過酸化水素などの過酸化物も-1になります。
OH⁻についてOの酸化数は-2, Hの酸化数は+1になりますね、これはそれぞれの原子がその酸化数分帯電しているということになります。
さて、ここで酸化還元反応の判別を考えてみましょう。
Cu+Cl₂→CuCl₂
かなりシンプルな酸化還元反応です。先ほど単体が式中どこかにあれば酸化還元反応であると言いましたが、それは酸化数が絶対に変わるからです。
だって、Cl₂が左辺にあるとすれば右辺にCl₂がそのまま出てこないと酸化数が変わってしまいます。でも両辺に同じものは置けないですから必ず酸化および還元します。
次に酸化還元反応を見極めるには代表的な酸化剤と還元剤の組み合わせになっているかどうかで決めます。これは酸化還元反応についての教科書やワークのページに記載されているでしょうが主な酸化剤還元剤は暗記です。
左辺がその2つの組み合わせになっていれば酸化還元反応が起こります。
ただし、今回の問題のように代表的な酸化剤還元剤の組み合わせになっていなくても酸化還元反応となる場合もあります。
5はSnCl₂+2FeCl₃→SnCl₄+2FeCl₂
という変化です。
SnでもFeでもいいんですがSnでみましょう。
SnCl₂→SnCl₄
全く同じSn原子1こに対してCl原子が2こから4こに増えて結合していますね。これはどう考えても酸化数が変化しますよ。ですから酸化還元反応となります。
おそらく入試の勉強をされているのだと思いますが、ここらへんはスピードの問題ですから、練習あるのみですね。
また詳しいことを聞かれたい場合はいつでもご質問ください。私は詳しく言いたいタイプの人間なので長文になりますが...
ありがとうございます
全然思い出せないので3、5だけ紙などに書いてもらってもいいですか?