有色のネズミの毛色は,次のように独立した2つの対立遺伝子
により決定され, (A-B-)は野ねずみ色,(aaB -)は黒色,(A-bb)
はシナモン(肉桂)色,(aabb)はチョコレート色となる。一方,有
1
色であるか有色でないかは, 3つめの独立した対立遺伝子によって決定され,
(C-)は有色を現し,(cc)は毛色遺伝子の発現を抑えるため白色となる。 大文
字(A, B, C)は優性,小文字(a, b, c)は劣性を示し,遺伝子型の(-)の部分
は対立遺伝子のどちらか1つが入ることを意味する。
ここに1匹の白色ネズミがいたとする。その抑えられた毛色の遺伝子型を
調べるために,シナモン色と黒色の各1匹をこの白色ネズミと交配して,そ
れぞれ多くの子を得,その毛色について調べた。その結果,白色とシナモン
色との交配からは,白色と野ねずみ色とシナモン色が分離し,白色と黒色と
の交配からは,白色および4種の有色すべてが分離した。
次の問いに答えよ。
間1 もとの白色ネズミの抑えられた毛色の遺伝子型を示せ。
問2 交配に用いたシナモン色のネズミの遺伝子型を示せ。
問3 交配に用いた黒色のネズミの遺伝子型を示せ。
問4 白色とシナモン色の交配により生じた3つの表現型の分離比を,白
色:野ねずみ色:シナモン色の順序で示せ。
問5 白色と黒色の交配により生じた5つの表現型の分離比を,白色:野ね
ずみ色:黒色:シナモン色:チョコレート色の順序で示せ。