次の文章を読み、後の問いに答えなさい。
まれるが、中将の父(文中「殿」)はこの結婚を
石君に会いに行くところから始まる。
中将は、ある姫君と結ばれ、やがて二人の間には
認めず、若君を引き取ってしまった。 次の文章は、
見てまゐらん」とて、殿へおはしたり、走り出でて、母君呼びて
「吾子を久しく見ねば、おぼつかなきを
まゐらんは、いま、まろが車に乗りて、そと母君のもとへ」とのたまへば、「殿の叱りたまはん」 とて、おとな
くのたまへば、涙尽きせず。
母君の御前にて、「母なる者の、あまりに恋しがりはべれば、かりそめに具してまゐらん。夕方は帰りはべら
ん」とのたまへば、御乳母 若君など、そこそことして、御車に乗せたまふ。
おはしきたれば、母君・祖母君、夢の心地して、まづ涙ぞこぼれける。このほどに
たまひて、母君の御頸にとりつきて、「など吾子をば見たまはでおはする。恋しくは
たはぶれたまへば、「恋しけれども見ぬぞよ」 とて泣きたまへば、中将もかなし
殿より、「ただいま殿おはして、若君たづねたまへば、大殿籠りてと申しはべるを
うつくしく大きになり
せぬか」とて、笑ひ
ぼえておはするところに、
とくとく」と、母上の文あ
り。
【語注】
(「しのびね物語」より 成蹊大学出題)
早く、の意味。
※とくとく...
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早
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中若
将君
がが
若生
は