中和の量的関係
基本例題15
(1) 濃度不明の水酸化ナトリウム水溶液の15mLを中和するのに, 0.30mol/Lの希硫
(2) 0.10mol/L 希硫酸 15mL に, ある量のアンモニアを吸収させた。 残った硫酸を中
酸が 10mL必要であった。 水酸化ナトリウム水溶液の濃度は何mol/L か。
和するのに, 0.20mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液が10mL必要であった。 吸収し
たアンモニアは何mol か。
■ 考え方
中和の量的関係は次のようになる。
酸の価数×酸の物質量
=塩基の価数×塩基の物質量
(1) H2SO4 は 2価の酸,NaOH は
1価の塩基である。次の公式を用
いる。
axcXV=a'x c'X V'
(2) 次の関係を用いる。
酸が放出する H+ の総物質量は
=塩基が受け取る H+ の総物質量
■解答
(1) NaOH のモル濃度をc[mol/L] とすると,次式が成
り立つ。
2×0.30mol/L×
→問題 146・147
10
1000
-L=1×c[mol/L]× 15
-L
1000
c=0.40mol/L
(2) NH3 の物質量をx[mol] とすると, NH3 は 1価の塩
基であり,次式が成り立つ。
15
2×0.10mol/L×
-L=1xx [mol] +1×0.20mol/LX-
1000
H2SO4 が放出する H + NH3 が受け取る H+ NaOH が受け取るH+
x=1.0×10-3 mol
10
1000
・L
第Ⅱ章
物質の変化