2. 次の文を読み, (1)~(5) の問に答えよ。
アンモニアは水溶液中で電離によって生じたイオンと,電離していない分子が次
式のように平衡状態になっている。
NH3 + H2O ← NH + OHT
アンモニアに関する以下の実験を行った。
実験1:0.10mol/Lのアンモニア水を調整した。 これを水溶液 X とした。
実験2:500mLの水溶液X と 0.10 mol/Lの塩化アンモニウム水溶液500mL を
混合し、水溶液Y を調製した。
実験3 :水溶液 Y に 1.0mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液10mL を加え,水溶液
Zを調製した。
なお,アンモニアの電離定数は K = 2.0×10mol/L, 水のイオン積は
Kw=1.0 x 10-14 (mol/L)2 とする。 水酸化ナトリウムの電離度は1とし,また,
アンモニアの電離度αの値は小さく, 1-α≒1と近似できるものとする。
(1) cmol/Lのアンモニア水中のアンモニアの電離度をαとする。 αをc, Ko を
用いて解答欄に記せ。
(2) 実験1について,水溶液 X中の(i) アンモニアの電離度はいくらか,また, (ii)
水酸化物イオン濃度は何mol/Lか。 有効数字2桁でそれぞれ解答欄に記せ。
(3) 実験2について 水溶液 Y の pH はいくらか。 小数第1位まで解答欄に記せ。
(4) 水溶液 Y に (i) 少量の強酸, (i) 少量の強塩基を加えたときに起こる反応をイオ
ン反応式でそれぞれ解答欄に記せ。
(5) 実験3について, 水溶液のpHはおよそいくらか。 小数第1位まで解答欄
に記せ。