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✏25【立命館大】(薬)〔Ⅲ・Ⅳ〕有機

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🍇こつぶ🐡

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Ⅲ 油脂、エステル化、けん化価、ヨウ素価の問題。
基本的な問題が多い。計算は標準問題かと。

Ⅳ 合成高分子の問題。基本的な問題が多い。計算問題で使う繰り返し単位計算は手間だが、標準問題かと。

全体的に、基本的かつ計算は標準問題かと。
難関大の割には有機は簡単かと。

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ノートテキスト

ページ1:

III
次の文章を読み,〔1〕
~
〔6〕の問いに答えよ。 ただし、必要に応じて,以下
の値を用いよ。
原子量: H = 1.0, C = 12, 0 = 16, Na = 23, I = 127
(a)
カルボン酸は,第一級アルコールやアルデヒドを酸化すると得られ, 様々な反応
に利用される。 その例として, カルボン酸とアルコールが縮合すると,エステル
(b)
結合をもつ化合物が生じる。 この化合物をエステルという。 また,その中でも,モ
ノカルボン酸である脂肪酸とアルコールである あ が反応してできたエステル
は油脂と呼ばれ, 動物の体内や植物の種子などに広く分布している。 油脂を構成す
る脂肪酸のうち炭素数が多いものを高級脂肪酸といい, その代表的な示性式は下
表のようになる。
(c)
表 代表的な高級脂肪酸
示性式
C17H 29 COOH
C17H31 COOH
C 17H33COOH
脂肪酸
リノレン酸
リノール酸
オレイン酸
ステアリン酸
パルミチン酸
C17H35COOH
C15H31 COOH
(d)
油脂に水酸化ナトリウム水溶液を加えて加熱すると, 高級脂肪酸のナトリウム塩
が得られ,これをセッケンという。 セッケンは日常生活で手洗いや洗濯などに用い
られ,水に溶けると, セッケンの分子は次の図のような粒子を形成して洗浄効果
(e)
をあらわすようになる。
親水基 疎水基
セッケンの分子
水に溶かす
図
- 37 -
セッケンの粒子
(Ra③)

ページ2:

〔1〕 文章中の下線部(a)について,カルボン酸にはさまざまな化合物がある。カル
ボン酸に関する記述として,誤りを含む記述を下の選択肢の中から2つ選び,
その番号を解答用紙にマークせよ。
① ギ酸は分子内にホルミル基の構造を持つので還元性を示す。
② 酢酸は炭酸水素ナトリウムと反応して気体を発生する。
③ 乳酸は不斉炭素原子を1個もつ。
(4)
マレイン酸はトランス形のジカルボン酸である。
(5) フタル酸は加熱すると, 脱水が起こり酸無水物となる。
(6) サリチル酸に無水酢酸と濃硫酸を加えて反応させると, サリチル酸メチル
が生成する。
〔2〕 文章中の下線部(b)について, (i)および(ii)の問いに答えよ。
(i) 酸素の同位体 (10) を含むエタノールと,酢酸とのエステル化反応は
以下のような反応式で示される。
H3C-C-OH
H3C-CH2
+
18OH
濃硫酸
加熱
この反応式の右辺を, 解答用紙の
内に記入せよ。 ただし, 酸素の
同位体('O)は元素記号の左肩に18を付記してOと区別すること。
- 38 -
(Ra③)