S期のグラフが低く見える理由は、細胞が特定のDNA量に集まらず、横軸(1〜2の間)に広く「分散」しているから。
S期はDNAを合成している途中のため、DNA量が1.2の細胞もあれば、1.5や1.8の細胞もある。細胞それぞれが「1〜2の間」のバラバラな数値を持つため、横に広く散らばる。その結果、1点あたりの高さ(縦軸)は低く平べったくなる。
結論各期の「時間の長さ」は、グラフの高さではなく「全体の面積(色のついた部分の広さ)」に比例する。
S期の緑色の部分を横にならして全員集めれば、G2+M期よりも大きな塊(=多くの細胞)になる。