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苺さんが水分子だとします。
あなたは今、周りの水分子と水素結合という手を繋いでいてなかなか動けません。
できることといえば、その場で振動するくらいです。

あなたには、熱を運動エネルギーに変える力があります。
あなたや周りの水分子の運動が盛んになるとほど、温度は高くなっていきます。

さて、氷の状態でまず熱のエネルギーを受け取った苺さんはもなかなか動けませんが振動することはできます。
周りのみんなも平均的に前よりは振動し始めますから温度は高くなっていきます。

外からは熱のエネルギーが与えられ続けるのですが、苺さんたちの動きをこれ以上強くすることを阻害しているものがあります。
水素結合です。
手を振り解かなければ、与えられ続けるエネルギーを交換することができなくなってしまうので、加わった熱のエネルギーを全て水素結合を解くために支払うことにします。
よって見かけ上は温度が上がりません。
運動エネルギーにだけ使われていた熱のエネルギーは結合を解くことに使われるからです。

いよいよ結合が解け始めると、より自由な状態になりみんなが前よりも自由に動き回れるようになります。
これが液体の状態です。

熱エネルギーはさらに与えられ続けますので苺さんたちはより一層動き回るわけでまたしばらく温度が高まっていきます。

ところが一定のところまでは動ける(温度が上がる)ようになると、今度はまたもや、運動を妨げるものがあります。
それが分子間力の存在です。

氷→水のときに一旦運動に邪魔なものを解除するために熱のエネルギーを支払ったのと同じように、今度は分子間力を振り切るために熱を使います。
ここでもまた、見かけ上は温度が上がりません。

そうやってようやく、十分な自由度を獲得する条件を得た苺さんは外の世界へ飛び立っていきます。
これが気体の状態です。

という前半部分をちゃんと書いたのがエの選択肢です。

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