波の単元で出てくる波形のグラフにはy-xグラフとy-tグラフの2種類があります。
イメージとして、運動会の組体操やサッカースタジアムなんかで行うウェーブを想像してください。ウェーブをビデオカメラで撮るとします。
y-xグラフというのは、ビデオカメラをある時間において一時停止したときの全体の波の形を表すものです。つまり、y-xグラフを見たら、ある時刻においてどんな波形なのかだけはわかりますが、あくまでその時刻のみしかわからないので、次の瞬間がどうなるかなんてことはわかりません。写真を1枚見せられてこのあと何が起こったと思う?と聞かれてもわからないのと同じです。一方で、y-tグラフはウェーブの中にいる、ある一人(A君)だけの運動にのみ着目しています。A君は最初しゃがんでいて1秒後には立ってその1秒後はしゃがんで...みたいなことはわかりますが、全体の波の形は全くわかりません。なぜなら、何秒後かのA君の上下運動だけしか見ていないからです。これを波動の話に戻すと、ある媒質点の上下運動にのみ着目しているのがy-tグラフです。
この問題で聞かれているのは12T/8における全体の波の形です。12T/8秒後の写真を書いてくださいといった問題なので、1周期と4T/8と直してやれば
∩ ∩
∪ ∪みたいなグラフになります。