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ほしみせ
注①つば
たま
さる歴々の衆柳原を通り、千店にある鍔を見給ひ、「おもしろさふ
身分・家柄の高い武家の人々
道ばたの店
きんじゅ
一風変わった
おほ
おとも
な鍔じや」と手にとりて、近習の侍に「直をきけ」と仰せらる。御供の
君の側近に仕える侍
注②もん
ごぜん
もとめ
侍、直をとへば、「六十四文」といふ。「御前の御求なさるのじゃ。
あきんどこゑ
もっと高くいへ」といへば、商人聲を大きくして、「六十四文」。
こまつや ひゃっき ききじょうず
(小松屋百亀「聞上手」による。)
つか