タンパク質中の窒素の割合は, 平均16%である。 この性質を利用することにより, たとえば食品中の
窒素含有量を求めることで, その食品に含まれるタンパク質を定量することが出来る。 ある食品A 1.0g
を濃硫酸と分解促進剤として硫酸銅(IⅡI)および硫酸カリウムを加えて煮沸し, 含有する窒素をすべて硫酸
アンモニウムとした。 これに濃い水酸化ナトリウム溶液を加えて蒸留すると, アンモニアが発生した。 発
生したアンモニアを0.050 mol/Lの希硫酸40mL中に完全に吸収させ, 残った硫酸を0.050mol/Lの水
酸化ナトリウム溶液で中和滴定したところ, 32mLを要した。 食品A中に含まれるタンパク質の割合を
質量パーセントで示せ。 有効数字は2桁とする。