✨ Best Answer ✨
「〜がある」ですから、
there is [主語] ってことですよね。
これは倒置といって、本来の英語の語順だと
[主語] is there なんですけど、語順が入れ替わってるんです。
なぜ入れ替わってるのかというと
この文の[主語]に入る名詞は、単数だったらaがついたり複数だったら無冠詞かsomeがつくような「不特定」の名詞なんです。the apple・my appleなら特定、an appleは不特定です。一つのリンゴ、ならどのリンゴでも良いからです。
英語の文って、一文の中でも文章全体もそうなんですが、
<[旧情報/分かってる情報] は[新情報/分かってない情報]だ>
という形で話が流れていくのが普通なので、不特定の名詞、つまり[分かってない情報]が最初に来るのは違和感があるんです。それを狙ってわざとそうする場合もあるんですが。
there is 構文は英語の情報の流れに沿った形で不特定の名詞を登場させるための構文なのです。
日本語で1番近いのは、昔話の書き出しの
「昔々[不特定]、あるところ[不特定]に、(ある)おじいさん[不特定]と(ある)おばあさん[不特定]が住んでいました」
っていう文です。物語の書き出しなのであらゆる状況が不特定ですが、話が進んでいくにつれて状況が明らかになりますよね。
there を使う理由もこのあたりに関連していて、ちょっと離れた位置を表すthereを使って「不特定」の感じを表してるんです。
もっと近くにあればhereを使いますね。
物を目の前に差し出して「はいどうぞ」はHere you areとかHere is〜とか言いますね。
予測するほどの長い文でないですけど、この構文が不特定の名詞を登場させるための形の一つであることは間違いないです。話の本筋のなかで、不特定の名詞を新情報として出すための手段の一つ。
まぁ長い評論的な文章の中で、具体例を上げる場合に、aとかsomeとかが付いた不特定の名詞がいきなり文頭に現れることもあるんですけどね。それはわざとそうすることで、その文が話の本筋じゃなくて、あくまで例示であることがわかるんです。
thereの位置付けについては、コメントを追記します。
一文の中でだけじゃなくて、文章の構成としてもそうなんですが、
①A(旧情報)はB(新情報)
②B(旧)はC(新)
③C(旧)はD(新)
④D(旧)は…
こんな感じで、前の文で新情報として出てきたものが、次の文では旧情報となって、また新しい別の情報が出てくる、この繰り返しで文章ができてます。
いま①〜④の4つの文を出しましたけど、①の前にも同じような仕組みで文があったと考えられるし、④の後ろにも同じように文が続くというのはわかりますよね。
この文の連鎖の1番はじめ、つまり旧情報がなくて新情報だけを出したいときというのは、副詞によって前置きをするんです。たとえば、文頭に前置詞と名詞のまとまりで副詞句を置いたり、Ifやwhenなど接続詞で副詞節のまとまりを使ったりです。一語の副詞でもいいです。
だから一般的に文頭の副詞のまとまりは話題転換の役割をするときが多いんです。ある話題について文の連鎖が続いて、副詞のまとまりが来ることで文の連鎖が切れて新しい話題に移り変わるわけです。
私たちだって、誰かに混み入った説明をしなきゃいけないときに、「あの…」とかなんかしら前置きしますよね。
there is構文は、この文の連鎖の一番はじめに当たる文で、thereは前置きを的な役割があるんです。だから「そこに」と訳せるような具体的な場所を示してはいないけど、必要とされるんです。
書いてから思いましたけど、thereが前置きだとするなら、thereがきたら新情報(である不特定な名詞)がくると予測しても問題ない気がしますね。例外もあるとは思うけど、基本的には間違いないと言って差し支えないかもです。
副詞一語や副詞のまとまりは話題転換の役割をもっているんですね。
とても納得できました。ありがとうごさいます!
とても詳しくありがとうごさいます!
There is 不特定の名詞=S
there=少し離れた位置を表す
here=より近い位置を表す
→there is~のthere見た瞬間 不特定の名詞が来ると予測できるという感じですか?
また、新情報は旧情報だ。で、不特定の名詞が最初に来るのは違和感があるから、後ろにおいき、there自体が新情報ではなくて、ただ違和感をなくすために前に出てきたということですか?