これすごい良い例文なので自分の中でストックしました。
質問を見た感じだと
「動作動詞」(「状態動詞」でないもの?)は
完了形の継続用法は取らないと思ってますか?
だとしたらそれは誤りです。
学校の英文法だと
完了形の継続用法=「状態の継続」
完了進行形=「動作の継続」
って説明されることがあるから、
もしかしてそのせいかなぁ。
ある動詞が進行形や完了形や完了進行形を取るか
完了形ならどんな用法になるか
っていうのは、
動詞を含むフレーズの意味全体から定まってきます。
動詞によってパターンがあるけど、例えば否定になるとまた違うとかもあるし、
日本語に表れにくい部分もよく考えたりする必要があります。
学校とかで習うのは
状態動詞は進行形にしない
(ただし一時的な状態であることを明確にしたいときは状態動詞でも進行形にする)
ということだと思います。
で、
完了形の継続用法と、完了進行形の
両方を取る動詞もあるんですが、
これはどちらも同じ意味を表すわけじゃなくて、
違いがあります。これを学校では
「状態の継続」と「動作の継続」と言ったりしてます。
動作動詞 って言ってもいろいろあって
arrive のような「一瞬の(内部過程を含まない)変化」
clean the room のような「終点を持つ行為」
teach / work のような「反復・継続しやすい活動」
などがあって、
どれも同じように進行形や完了形や完了進行形になる
というわけではありません。
I have cleaned the room.は、
普通は完了用法で解釈するのが自然です。
だから
I have cleaned the room for one week.
は変なんです。現在完了だから
「その部屋を掃除した(ので、いまその部屋がきれい)」
ってことだけど、これに「1週間」が合わないです。
これはclean the room が
「その部屋がきれいになる」という終点が明確な行動
だということが関連していて
完了形になるとclean the roomという行為の
③終わり のその先の影響に視点がいく
だから完了用法になりやすい、という感じです。
もし「1週間ずっと掃除してる」と
言い間違いじゃなく本気でそう伝えるなら
現在完了進行形にします。
I have been cleaning the room for one week.
②掃除中 の流れのまま③現在に至る
ずっと掃除してる(場合によってはそれが続く)
でもこれを否定にするとどうでしょうか
もし副詞句がなくて
I haven't cleaned the room. だとすると
これもやはり完了用法に受け止めるのが自然だと思うんです。
その部屋を「(もう)掃除した」「(まだ)掃除してない」
という話をしている。
だけども「(まだ)掃除してない」というのは
①開始もしてない
かもしれないし
①掃除開始はして②掃除中 だけど終わってない
かもしれないし、いずれにしても
③掃除し終わった になっていない
ということで、持続可能な内容です。
だから
for [期間] を伴って継続用法が可能になるんです。
現在完了進行形で否定文を作ると
現在完了形よりも、行為自体への視線が強くて、結果に対する視線が弱くなるので
I haven't been cleaning the room for one week.
これは「(結果を抜きにした)掃除行為をしていない」と受け取れる感じがします。
でも、そもそもclean the room自体が「終わりを含んだ表現」で、「きれいになる」という結果との結びつきを読み取りがちな表現だから
「掃除(行為)はしていない」と言われると
「じゃあ部屋はどうなってんの」という引っかかりを生みやすいと思います。だから
「掃除していない(けど部屋はきれいだ)」
みたいな文脈の補いがあれば適切な文になる可能性があると思いますが、
この内容で無文脈なら現在完了形で書くのが自然だと思います。
こんなに細かくありがとうございます‼︎
理解できました🙇🙇

ある行為を
①開始して②一定時間継続して③終える
と分けて考えたときに
③の部分と、場合によってはさらにその先の結果や影響に力点があるのが、完了形です。
I have cleaned the room.
「その部屋を掃除し(おわっ)た」(完了用法)
こう言われたら普通は、その結果として
「その部屋がきれいになったんだ」と受け取ります。
完了形の継続用法の場合は
現在完了形ならば③の部分を現在として
①開始して②一定時間継続して③現在に至る
と考えればいいのですが、
この場合の②は
I have waited here for three hours.
のように「一つの行為の持続」の場合もあるし
I have taught English for 30 years.
のように、「同種の行為の習慣/反復的 継続」の場合もあります。また例えば
I teach English.っていう現在形の文が
I'm an English teacher.に近い内容を表せるように、
I have taught English for 30 years.は
I have been an English teacher for 30 years.的な
「属性の継続」も表せます。
(学校で言われる「状態の継続」という分類は
そういう面をとらえた考え方なのかなぁ)
I have waited here for three hours.も
I have taught English for 30 years.も
3時間待った・30年間教えてきた という蓄積
が視野に入る感じがあって
それが完了形の継続用法の核になる部分だと思います。
完了進行形は、
(現在完了進行形の場合)
①開始して②一定時間継続して③現在に至る
これの②③の境界が不明瞭な感じなんです
②続いてるような感じ のまま ③現在に至る
というイメージで、
その後もその流れがそのまま②が続く
というところまで示唆される場合もあります。
で、ずーっと続いてる感が強いので
完了形の継続用法に比べると
どちらかと言うと
結果よりは継続中の行為そのものに視点がいくし
I have been teaching English for 3 hours.のように
「一つの行為の持続」を表すことが多いです。
(おそらく学校文法ではこの側面を取り上げて「動作の継続」と言ってると思う)
ただし
類似行為の反復継続に使えないわけではありません。
I have been teaching for 30 years.は
30年間教えててそのまま現在に至る
今後もそうしていくだろう、という感じ
I have taught English for 30 years.は
30年間教えてきて、現在まできた
という蓄積に意味がある感じ
あと、ついでですが
完了形の継続用法でも、完了進行形でも、
「同一行為の持続」と言ってますが、これは
ぶっ続けでなくてもいい
例えば3時間の中に10分休憩とか挟んでても別にいいです。
そもそも進行形自体が
I'm reading a novel these days.
最近小説読んでるんだよね
みたいなことも言えます
「持続してる」といっても、あいだに他の行為が入ることを拒否してるわけじゃなくて、
話者の意識としてそう思ってるという感じです。