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母音で終わる音節を「開音節」、子音で終わる音節を「閉音節」と呼びます。ネイティブスピーカーが知らない単語のスペルを見たときにその語をだいたい同じように発音するのは、一定の音韻ルールが自然と身についているからです。
まず、原則として、開音節の母音はアルファベット読みします。ただし、直後にアクセントのある音節があるときはその母音は短母音(フォニックス読みで多くの場合、あいまい母音[ə])で発音します。開音節で終わる語尾はその母音によっておおよそのルールがあります。また、アクセントがない閉音節の多くは短母音(多くがあいまい母音)で発音しますが、アクセントがある閉音節の母音は長音読みする(アルファベット読み含む)ものもあります。(im-por-tantのporなどはアクセントのある閉音節で[ɔː]という長音になっています)
sa-toというスペルを見たとき、日本語の発声に慣れていないネイティブスピーカーの多くが、[seitou] 「開音節+開音節」という発音になりがちなのはそのためです。NA-TOも「開音節+開音節」なので[neitou](辞書で確認してください)となります。po-ta-to「開音節+開音節+開音節」はtaにアクセントがあるため、その直前の音節であるpoのoは短母音[ə]になって[pəteitou]となります。hi-fiは「開音節+開音節」なので[haifai]となります。FI-FAは辞書ではフランス語由来の頭字語と思われるので、フランス語読みから[fi:fa]が定着したのかと思います。もしFIFAのことを知らない英語ネイティブが初めてこのスペルを発音したら[faifə]となる可能性もあると思います。(ちなみに語尾がaで終わる開音節は通常短母音です)ちなみに、na-tureやna-tionは両方とも「開音節+閉音節」なのでnaはアルファベット読みの[nei]になります。母音で挟まれた子音は後ろの音節に含まれるのですが、直前の母音が「短母音」でアクセント(第二アクセントも含む)がある場合は前の音節に含まれるのでnaturalの場合、tは後ろのuではなく、前のnaにひきつけられてnat-「閉音節」になるのでaは短母音[æ]で発音されます。fakeはfakだと一音節(eは現代英語では発音しない)なので[fæk]となりますが、マジックeが加わっても一音節[feik]なのは、もともとマジックeのeは「エ」と発音されていて、二音節だったからです。eが発音されなくなったためkはfaに吸着し一音節になったのです。おおよその説明は以上ですが、外国から入った英単語は輸入元の外国語の発音がそのままのこったりすることも多いので、英語の音韻ルールが当てはまらないことも多いです。
ありがとうございます。