●このようなヨウ
ウ化物イオンを
酸化還元滴定を
定という。
示薬としてデンプン水溶液を用いて滴定を行う。 ただし, 滴定のはじめ
にデンプン水溶液を加えてしまうと, ヨウ素デンプン反応の青紫色が消
えにくくなるため、滴定の終盤に混合水溶液がうすい黄褐色になってか
ら加えるとよい。
192. 銅の定量分析・
解答 (1) 2Cu2++4I-
→ 2Cul+12 (2) 0.10mol/L
解説 (1)銅(II)イオン Cu2+がヨウ化銅 (1) Cul に変化するとき,
鋼の酸化数は+2から+1に減少するので、Cu2+は電子を1つ受け取
っており、この反応は次式で表される。
Cu2++e+I Cul
…①
また,ヨウ化物イオンIが酸化されてヨウ素 12 を生じる反応は,
21→ I2+2e-
2
①×2+②から電子 e を消去すると,
J
2Cu2++4I→2Cul+I2
がIから奪っ
■質量は, I2
から奪った
(2)(1) 生じた12は、次の ④式で示すように、 チオ硫酸イオン
S2032Iに還元される。
I2+2S2032 21-+SO♂²
③式から 1mol の Cu2+ が反応すると1/2molのI2 が生成し, ④式から,
この生成した 1/2molのI2は, 1molのS2O3と反応する。 したがって,
硫酸銅(II) 水溶液中に含まれていた Cu2+の物質量と, 滴定に用いられ
S2O3の物質量は等しい。 これらのことから, 硫酸銅(II) 水溶液の
モル濃度を c [mol/L] とすると, 次式が成り立つ。
[mol/L] x 2.00
1000
-L=0.1000mol/L×
18.20
・L
1000
Cu2+ の物質量
S20の物質量
c=0.910mol/L
193. 金属のイオン化傾向
量と等しい。
Ogが奪った
最終的にS
た電子と
解答 E>A>B>C>D
■題文に与え
解説 (1) A, B, Eは塩酸に溶解するので,これらの金属は水素
ヨウ素の還元の式とチ
オ硫酸イオンの酸化の式
から導かれる。
I2+2e2I¯
2S2032→
S406²+2e-
第Ⅱ章 物質の変化
軽くせるタイプ
消しゴムに付着した
ゴレも立たない
タッチ
うっと消せる
アイ
消せる
191. オゾンの定量空気A中のオゾン濃度を測定するため、 次の実験を行った。
コニカルビーカーに 0.10mol/Lヨウ化カリウム水溶液をxmL 入れ, そこに100mL
の純水を加えて振り混ぜた。 この水溶液に 0℃ 1.013 × 10 Paで11Lの体積を占め
空気Aを吹きこみ含まれるオゾンをすべて反応させて、ヨウ素を生成させた。こ
のヨウ素を0.050mol/Lのチオ硫酸ナトリウム水溶液で適定すると、終点までに8.8
mL要した。 なお、オゾン
03. チオ硫酸イオン S2O3は次のように働く。
2S2O→ S.Og²+2e
03+H2O+2e O2+2OH
(1) 下線部②の変化を化学反応式で表せ。
空気Aに含まれるオゾンの体積パーセント [%] を有効数字2桁で答えよ。
空気A中のオゾンを完全に反応させるためには, 下線部 ① において、少なくとも何
mLのヨウ化カリウム水溶液を入れる必要があるか。 有効数字2桁で答えよ。
思考
(22 芝浦工業大 改)
第Ⅱ章
物質の変化
192. 銅の定量分析 ある濃度の硫酸銅(II) 水溶液 200mLに純水を加えて約50mLと
し、約2gのヨウ化カリウムを少量の純水に溶かした水溶液を加えてよく振り混ぜると、
難溶性のヨウ化銅 (1) Cul の白色微粉末が分散した褐色の懸濁液となった。この懸濁液
に対して0.1000mol/Lのチオ硫酸ナトリウム標準溶液による滴定を開始した。 懸濁液
の褐色がうすくなってからデンプン水溶液を少量加えると青紫色を呈した。さらに滴定
をつづけ懸濁液の青紫色が消えて白色となった点を終点としたところ, 滴定に要した
チオ硫酸ナトリウム標準溶液は18.20mLであった。 ただし、この滴定においてチオ硫
酸イオン S2032は酸化されて四チオン酸イオンSOになるものとする。
(1) Cu2+ と I- から CuI と I2 が生じる反応をイオン反応式で表せ。
()
(2) 硫酸銅(II) 水溶液の濃度を求めよ。
思考
(21 京都大 改)
から,反 H2 よりもイオン化傾向が大きい。 一方, C, Dは塩酸に溶解しないので,
の物質量
量の2倍と
これらの金属は水素よりもイオン化傾向が小さい。
A, B, E>C, D
(2) 常温で水と激しく反応するEが, イオン化傾向が最も大きい。
(3) Dの陽イオンがCと反応して,Dが析出する変化は, 次の反応がお
こるためである。
D"++C → D+Cn+1]
イオン化傾向はCDである。
したがって,
では、
■素が水に
の析出を
(4) AとBを水でぬらして接触させておくと,
量のヨウ
えておく
Aが容易に腐食されるので, Aの方が容易にイオ
ン化することがわかる。
A*+
e B
液中に
A → An++ne¯
ヨウ
15
る。
このとき生じた電子 e-は,Bへ移動し,Aのイオン化がさらに続く。
このことから, イオン化傾向はA>Bである。
(1)~(4)の結果から,イオン化傾向の順は,E>A>B>C>Dとなる。
193. 金属のイオン化傾向 次の記述 (1)~(4) をもとに、金属A~Eをイオン化傾向の大
きい方から順に並べよ。
(1) A~Eを塩酸に入れると, A, B, Eは溶けたが, C. Dは溶けなかった。
(2) A~Eを常温の水に入れると,Eのみが激しく反応した。
(3) Dの陽イオンを含む水溶液にCの小片を入れると, Cの表面にDが析出した。
(09 岡山理科大 改)
(4) AとBを水でぬらして接触させておくと, 単独のときよりもAが容易に腐食した。
思考 論述
194. 鉄の防食亜鉛を鉄にめっきしたものは(ア)とよばれ、鉄の腐食を防いでいる。
これは, 亜鉛のイオン化傾向が鉄よりも(イ)ため、めっきに傷がつき鉄が露出した
銅を濃硝酸に浸すと, 二酸化窒素を発
不動態となる。
場合でも、鉄の腐食が進行しないからである。
生しながら溶けるが,鉄を濃硝酸に浸しても溶けず,
(1) (ア)(イ)にあてはまる語句を記せ。
(2) 下線部①の酸化還元反応を化学反応式で記せ。
(3) 下線部②の状態になる理由を答えよ。
SORL
P
(20 九州工業大 改)
105
117
ありがとうございます!理解できました